GWは京都の花街あたりから始まり | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

全席指定のゴールデンウィーク。


久しぶりに指定席で京都に向かうと車内で子供が転んで緊急停止ボタンが押された。離れた車両なので詳細は不明だが車内放送で医師あるいは看護師への協力を呼びかける事態になった。その後運転を再会し三河安城を通過。しかし名古屋で乗り継ぐ予定のひかりは、そのわずか19分の遅れを待ってくれずに、そうなると次のこだまは当然更に遅れているわけで、ざっと1時間のロスとなっては滋賀での予定はキャンセルして先斗町歌舞練場へ行くしかなくなった。(しかも米原で乗り換えた在来線でうとうとしてしまい、山科で降りたほうが早いのに京都駅まで行って追加料金を払う始末となった😓)



古いポスターを展示していたが、もうちょっと新しいのがあっても良くないかなと思えるほど年代物だった。


お茶席で菓子とお茶を頂き、パンフレットを購入し、席に向かう。



席は6ー8。あれ?いろは順だったのに、変えた?


この日は3日だったので、3組の公演だった。フィナーレのてんてん投げでは、芸妓の市乃さんの2投目が胸元に飛んで来た。


終演後、五条大宮のホテルにチェックイン。少し休憩し、夕食に出た。



予約時間までいささかあったので、高島屋の英国展に立ち寄った。バウアーのライダースのUSEDとか、あれば欲しいが荷物が増えるとはちょっと困るなあとか思いながら一回り。目指すは安井金毘羅宮のすぐそばのお店。



納豆創作料理 夏豆

050-5590-6091

京都府京都市東山区小松町561-17 

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26033735/


納豆は京都発祥との説もある。



カラフル納豆は、七種の国産大豆を使用していて、違いを味わったあと、



クリームにトッピングして頂く。



大粒の京北産納豆と小粒の北海道産納豆を本日の料理には使用しているとのこと。この2種の食べ比べ。



納豆ポテサラは小粒を使用。



納豆揚げ餃子も小粒。



お酒と納豆のお店なので、月の桂を頂く。



明太クリームの納豆半熟卵オムレツは大粒。



納豆飯には大粒小粒と挽肉を使用。卵、薬味を次々に追加して味わう。



卵もこだわっていて、京都三和鶏園の濃紅というブランドのようだ。



デザートのアイスには納豆パウダーをお好みでかけ、



もちろん中にも納豆は入っている。


ゴールデンウィークはなかなか予想が難しく、普段と人の流れが全く違うということを今回はよくわかったが、最終20時の予約は私だけだったので、早めに退店した。爺さんはその気になれば相変わらず早喰いなのだ🤭。


どうしようかなと祇園町から先斗町へ移動して、いつもと違うブルース系ストリートミュージシャンが居たのでちょっと聴いた。時間は21時をすでに回っていたから、すでに後口の宴席に入ってしまって芸舞妓さんも歩いていないだろうと思っていたら、前から着物の集団が来る。


その中に亜弥さんがいて腕を捕まれ「さ、行きまひょ」と言うので「何処へ」って聞いたら「店どす」とそのまま店まで連れて行かれた。



歩きながら一緒にいた襟替直前の舞妓さんに「おめでとうございます」と声をかけたら、そのままお呼びすることになった。これはこれで後々貴重な経験に繋がったのでラッキーだったかもしれない。襟替直前は引っ張りだこなはずだが、たまたま空いていたらしい。


この髷は先笄(さっこ)という舞妓から芸妓に変わる2週間だけ結うことのできる特殊な髷。この髷を結うには笄(こうがい)が不可欠なのだとか。笄とは、結髪道具である。武士は刀につけていて髪を整える時に使った。秋山小兵や鬼平が手裏剣のように投げるのがまさに笄である。


ね。