なんでもかんでも京都に行ったことを全て数えると、35回目になるらしい。半日しか居なかったり、夜しか居なかったりもあるので、額面通りではないけれど、コロナ渦中の一昨年、昨年の13回は全てプライベートなので、それなりに観光できたと思う。
今回は五花街合道公演である都の賑わいを鑑賞するのが目的であった。

鴨川沿いのたまにしか泊まれない定宿に泊まり、朝は鴨川、そして東山の風景を眺めながら朝食を待った。

宿はもともとはお茶屋で、名前はそのお茶屋を開業した祇園の元芸妓の名前そのままである。

昭和23年にお茶屋を廃業し、昭和25年から旅館となった。建物自体は大正末期に建てられた京町屋である。

通常は片泊まりの宿で、朝食のみ付いているが、館内には夕食を頂けるお料理処も作られている。
夜は23時が門限なので、不便でもあり、ある意味便利でもある(笑)。

蓮の季節だなと思ってどこか蓮の観られる場所に行きたいと思って訪ねたのは相国寺だった。

塔頭 養源院は特別公開の時にはその有名な庭園を見ることができるのだが、あいにくその狭間であった。

多聞天の額が掛かっているが、本尊は薬師如来である。

水上勉の雁の寺の舞台は、この瑞春院であるが、現在は非公開である。

翌日はすぐ帰るつもりであったが、京阪を東福寺で降りずに伏見稲荷に寄り道した。

本殿では祝詞が奏上されていた。

千本鳥居を抜けて奥の院に行くと、そこでも祝詞を奏上していた。

伏見神寳神社は参道から外れたひっそりとした場所にあって、訪れる人も少ないようだった。
歴史は平安期まで遡るが中世に廃れ、昭和に再建された。天照大御神が主祭である。

その伏見神寳神社はの登口の反対側には根上がりの松があり、根元をくぐり抜けたり木を撫でることでご利益を得られるそうだ。
まだまだ山を登ればたくさんの社があるけれど、寄り道なのでこの辺にして、駅で満月の阿闍梨餅を買って帰ることにした。この阿闍梨餅は後日、一杯のワインに化けるのだった。
ね。