八瀬に降ったのは赤山禅院に行く為だったので、ケーブル八瀬駅からは徒歩で移動、高野川を渡り国道沿いを歩いて行くと右手に鳥居が見えた。
タクシーの運転手氏に崇道神社を行先として告げると嫌な顔をするという。どうしよう。
でもせっかくだからお参りして行こうと境内に入る。
社務所は無人だったが、書置の御朱印があったので頂く。日付は自分で書かなくてはいけない。
このあたりは小野一族の本拠地であった。小野といえば(六道珍皇寺の)小野篁、(随心院の)小野小町とこれまで訪れてきたが、この小野神社はもっと歴史があって、祭神は小野妹子と子、小野毛人(えみし)である。
小野妹子は最初の遣隋使として有名であるが、篁はその六代後、さらに小町は篁の孫との説もある。柴咲コウに表面では逆らった高橋一生もその一族(あくまでも大河での話)という。
いよいよ崇道神社にお参りし、崇道天皇の心の平安を願う。でもなによりも良かったと思ったのは、西高野の氏神様と祀られていたことだ。
崇道神社を出ると、隣は蓮華寺という天台宗のお寺である。口コミによれば紅葉が綺麗だという。
雨の時は滑るから気をつけるように注意書きがあっても、滑ってギリギリ持ち堪えたほどであった。
でもこのあと、土砂降りになったんだけど。日頃の行いだろうか。
ね。