湯沢温泉 長生館 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

つづきです。

不二ホテルの臨時休業に一瞬たじろぎましたが、まだ望みは捨てません。実は湯沢温泉にはもう一軒旅館がある(はず)なのです。看板もあります。でも、建物が見当たらない!

どこなんだろうとあたりを見渡していると、不二ホテルの裏側に向かっている細い道の奥に、道案内が見えました。



(注)これは帰りに撮影したものです。





長生館
0556-36-0245
山梨県南巨摩郡身延町上之平1526 
https://tabelog.com/yamanashi/A1904/A190402/19009435/



玄関を開けて中に入るとセンサーがあって電子音がなりましたが、ちょうど女将さんが階段から降りてきたところだったので、入浴の申し入れをすると快く受け入れてくれました。

入浴料金は500円。

浴室へは、この階段の裏側方向に進みます。女将さんが浴室まで案内をしてくれて、浴槽を覆っていたアルミ蒸着シートを剥いでくれました。

ちなみに長生館は内湯しかありませんが、その内湯が混浴です。



脱衣所の洗面所と



籠の並んだ棚。脱衣所も1箇所だけ。、





浴室。タイル張りのシンプルな浴槽は手前があたたか目の循環で、奥がぬるめの循環だと思います。

女将さんは、手前のあたたかい浴槽の蓋だけ外して行きましたので、奥の蒸着シートは自分で外しました。しかし、手前のあたたか目の浴室でも充分にぬる湯だったので、簀の子状の蓋までは取りませんでした。ぬる湯ですが、よく温まりましたよ。

左隅からトクトクとお湯が沸いて来ています。

蛇口には布がかぶせてあるので、源泉だろうと予想して飲んでみましたが、柔らかな軟水という感想以外覚えていません。硫黄の匂いはなかったと思うのですが。



カランは2つ。

シャンプー、ボディーシャンプー、固形石鹸。私は、もうしばらく前から固形石鹸愛好家です。

特に源泉についての表示が見当たらなかったので、これを書くために調べると、参考になるブログを発見。


源泉名 湯沢温泉長生館
泉質  規定泉(総硫黄の項で温泉に適合)
泉温  16.5℃   pH 7.71

という分析表の画像がありました。おや、不二ホテルと源泉が違うんだ!

帰ろうとして奥に声をかけると、女将さんがわざわざ出て来て「ありがとうございました。またおこしください。暗くなりましたので、お気をつけてください」とお見送りしてくださいました。心を暖かくなりました。

ね。