島崎藤村ゆかりの宿 中棚荘 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

はりこし亭のならびに中棚荘へとつづく道がある。


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分岐する小道を敷石に導かれて登っていく。


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すると裏口に辿りつく。ここは1階でフロントは2階だからねともっと上品に書いてある。



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裏側から見上げた中棚荘は素敵だ。


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さて、それでは正面からの話をしよう。ナビに導かれてたどり着いたのはこの看板。




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されど、その反対側に駐車場があって、こんなポストがあったからわしは迷いながらそこに駐車した。


この看板にしたがってけっこう急な坂道を下って行くと、はりこし亭の前の駐車場まで行くのだけどね。わしはだらだらと歩いていったわけじゃ。


初恋ポスト・・・小諸市街から千曲川方面へ下る坂道に、「初恋ポスト」と呼ばれる丸ポストがあります。 「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき ・・・」 島崎藤村の詩 「初恋」 に因んで名付けられたというポストです。


ということだ。


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199湯 中棚荘


長野県小諸市古城乙1210
0267-26-6311

なぜに島崎藤村ゆかりの宿なのかといえば・・・新婚時代の島崎藤村が、明治32年に小諸義塾の英語と国語の教師として赴任して、 足掛け7年にわたり親しんだ温泉で、懐古園の近くにあり足しげく通って入浴した一軒宿です。


ということじゃ。


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フロントで出迎えてくれたのは美しきチーフ殿でござった。わしは島崎藤村よりそちらのチーフ殿のほうがお気に入りじゃ。


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カフェコーナーのカウンター越しにのどかな景色を眺めるとこうなるという画像を撮るとすると、やはり室内はくらくなるな。




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室内は普通の照度じゃ。こちらは、書棚。本を選んでのんびりくつろぐがよろしかろう。



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フロントのある2階から、更に階段を登り廊下を抜けて行く。温泉は高台側にあるのだ。



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左に一回廊下を曲がって更に進むと、屋外へと導く「文人風呂」なる看板が立っておる。ここからはちょっと登りにくい石の階段を登る。


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途中にはこのような休憩小屋がある。登りで休憩するまでもないが、湯上りはここでくつろぐがよろしかろう。



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男湯 樹林の湯に到着。女湯 観月の湯は更に右奥に進むらしい。



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内湯と脱衣所に仕切りのない、共同浴場タイプの造りではあるが、風情のある風呂である。内湯は2漕のように見えるが、間の柱は上部にかかっているだけで、その下に仕切りはない。


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脱衣所と内湯の間にある洗面所である。




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内湯の中にある陶製の湧き出し口からは源泉そのままが沸いている。ただし内湯には加熱したお湯が浴槽内に排出されていて、公称42℃ということだ。この源泉はまぎれもなく38℃くらいであった。


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内湯からの眺望のほうが露天より開けている。



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露天は2漕で、手前はやはり加熱されている。露天は源泉とはりこし亭で聞いたけど、わしの体感はそう言っておった。奥の浴漕に手前からお湯が流れ、さらに奥側に排出される。ただし、奥の浴槽には打たせ湯の形式で源泉が投入されていた。


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その奥の浴漕から内湯を眺めると、こうなる。内湯の雰囲気はここからの画像が一番感じられるような気がする。



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露天からの景色は、樹木に遮られがちである。



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源泉名 中棚温泉2

泉質  アルカリ性単純温泉

泉温  38.2℃  使用位置 42℃


そのままの浴漕があればうれしいと、ぬるい源泉バカのわしは思う。かすかに硫黄の香りがあり、アルカリ性らしいスベスベのお湯である。



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さきほどの休憩所では、冷やした源泉が飲める。玉子味の美味である。しかしだ・・・。


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源泉そのままの蛇口をひねるとこのようなシュワシュワの源泉がコップを満たすのだよ。うーん、このコップに入浴する方法はないものかと、金山から水戸に引き湯を思う娘のごとく、思うのであった。