オイルの状況を確認したらちょっと減っていた。
継ぎ足そうとしたら、ちょとこぼれたので、ふき取っていた。
気がつくとファンベルトに怪しい痕跡が見えた。
別の場所も確認すると、明らかに異常が発生していた。
なんでこんな異常が発生するかといえば、この車の発売当時には存在しなかったエアコンなるものが、アメリカで販売されていたので大枚$2000を拠出して、この車用に取り寄せて、さらに幾許かの資金を投入して装着したことが大きな原因だ。日本の車の癖にアメリカにそのパーツが売っていて、国内には売っていない理由は、ほとんどの車種では存在しないと思われるが、この車の場合、販売台数がアメリカのほうが多かったのでそのようなこともありうるのだ。
エアコンというのはファンベルトによってコンプレッサーを作動させることで動くのであって、そのファンベルトは怪しい経路を通ることにより、そのコンプレッサーを回しているのだ。それガ純正品ではないこのエアコンの宿命である。
(注)ダブルのプーリーを使えばそんなことはない。
今日は暑いからサービスショットのオレンジのツナギをだしてしんぜよう。
上が予備に保有しているファンベルトの新品で、下が磨耗してボロボロになったファンベルトである。
ファンベルトのテンションを出すにはこのような、テコが必要である。これは、ほかの車でも同じである。
この車のこのファンベルトの取り回しの場合、オルタネーターをテコで引っ張ってテンションを出すのだけど、ボルトの固定に両手が必要なので、この緑のグリップは頭で固定させて作業をするのだ。
おお、ちょうど良いテンションじゃな、ほっほっほ。
それにしても、これだけの作業で汗が噴出してきて、かなりたいへんであったぞ。
オレンジのツナギだけにバナーもオレンジじゃ。
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