30分くらい走って新甲子温泉のちょっと賑やかな感じの温泉旅館群を過ぎると、右方向が奥甲子温泉という道路案内がある。そこを右折して入っていくとそこは林道クラスの幅員の道、1.5車線のコーナーも多かったが、すれ違う車もなく、やがて信号にたどり着いた。ここからのつづら坂は1車線というかコーナーがかなりきつい登りだった。
秘湯を守る会会員の宿
奥甲子温泉 大黒屋
福島県西白河郡西郷村真船字寺平1
TEL:0248-36-2301
FAX:0248-36-2304
こちらは松平定信公の別邸「勝花亭」を利用している離れで、現在も宿泊可能です。
対応してくれたのはたぶん番頭さん。日帰り入浴は10時から15時まで。入浴のみ¥630、休憩付き¥1050です。そう言われると、なんとなく休憩を付けたくなった私。
温泉に向かう途中の廊下にある貴重品入れは、¥100のリターン付きでした。
恵比寿の湯には内湯と
露天風呂があります(^^)
緑が爽快でしょ!指もよく開いちゃいますね。
温度は、源泉45.8度。浴槽で41度くらいだと思います。内外共に湯面排出のかけ流し。アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ高温泉)でPHは7.7と弱アルカリです。その為、お湯の感じはアルカリ性特有のトロスベ感はないけど、温泉感を感じるというか、ぽわ~んとした感じの優しいお湯です。飲むと・・・お湯です(^^)。
+¥420で案内させるのがこちらの休憩室。窓からは離れの「勝花亭」が見えます。
¥630でもお食事処の利用は可能です。このお食事処の奥に休憩室はあります。食事を注文するときは、左に見えるカウンターの上のピンポンを押します。ちょっと訛のある看板娘の素質ありの女性が注文をとってくれました。カワユスです。
休憩室のテーブルには「弁慶様」とプレートがセットされています。テーブル数限定なので、混雑している時は予約が必要らしいです。この日の利用者は3組4名でした。
虫の知らせでしょうかね?前日の夜コンビニで買った普段はめったに買わないタイプの暇つぶしにちょうど良い内容の本。
そうそう、メニューはこんな感じです。裏面には単品が・・・。岩魚の塩焼きとか馬刺しとか
食事は11時から可能です。
それで注文したのが、ザルと岩魚の塩焼きです。本日の朝ご飯です
苦言を呈すれば、岩魚の焼きが甘いので、香ばしさがないということかな。
食後はよこになって読書したりゴロゴロしたり、そんなこんなでしばらく休憩して「岩の湯」に向かいました。
「岩の湯」は、「恵比寿の湯」を通りすぎて、階段を降ります。
左に折れてまた階段で、最初の扉です。この扉の向こうには、下駄箱があってサンダルに履き替えます。
脱衣所は浴室との一体型ですが、仕切りが立っているので着替え中の姿は浴槽からは見えにくくなっています。
お湯はこの岩の鳥居のところから注入されている45.8度の源泉と、足元から湧き出している30度そこそこの源泉の2つのミックスです。体感温度は40度くらいかな。「恵比寿の湯」よりちょっとだけ温めに感じました。
表面排出経路が2つ。
湯槽は深く立っても肋骨の下までお湯の中です。ちなみに弁慶は170cmの身長です。
そして、この照明が素敵でぜひ夜に体験したいと思わずにはいられません。
お湯の中にある「子宝石」は、座るとちょうど良い高さです。ちょうど浴槽の真ん中くらいにあります。「子宝石」については、鳥居の右の壁に説明書がありました。
基本的に禁煙の大黒屋にあって、外の休憩場所に灰皿もあって便利です。
ロビーにはカウンターがあって、有料ですがコーヒーも頼めます。こちらでも阿武隈の水は飲み放題。
これはかなりの満足でしたね。また行きたいけど、今度は泊まりたいな
実は白河で降りるまでは玉梨・八町温泉「恵比寿屋旅館」が頭によぎっていたんだけど、根が生えちゃった感じの大黒屋でした。続いて甲子トンネルを抜けて下郷、田島でお買い物を報告します。
ところで、頭は治ったかって?
さあ
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