100湯目 山梨最古の湯 岩下温泉旅館旧館 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

いきなりお見苦しい画像で申し訳ございません。ちょっと赤くなってるでしょ。


桃の木ブヨの戦跡です。3日目にして、痒みがましてきましたо(ж>▽<)y ☆。まあ、いいじゃん。生きてる証、生きてる証。


朝寝坊弁慶の奇妙な生活-2010080818150000.jpg


さて本題・・・


推定1700年の歴史を持つ岩下温泉旅館をもって、100湯となすなり・・・


幸福温泉については一抹の不安もあったので、100湯目についてはスーパーサブも用意しておきました。それが岩下温泉旅館です。新館は宿泊者専用ですが、旧館を日帰り専用にしています。約1時間で¥400の料金なので、近所の方も気楽にいらっしゃる共同浴場の様相を持っています。


そしてここは山梨最古の温泉といわれています、同時に信玄の隠し湯でもあったようです。



岩下温泉旅館

山梨県山梨市上岩下1053 TEL 0553-22-2050 FAX 0553-22-2067



朝寝坊弁慶の奇妙な生活


河沿いに面しています。今は利用されていない旅館としての入り口の左に、お風呂の入り口があります。



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



温泉の入り口は、こちらです。暖簾をくぐり、棚だけの下足入れに靴を入れ、料金を支払います。



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



そのまま進みますと温泉です。左手前、男湯、奥、女湯のそれぞれの脱衣所です。その奥にそれぞれの地上の内湯があります。



朝寝坊弁慶の奇妙な生活




右を見ますと、昭和22年の「鉱泉試験成績書」



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



温泉の由来についての説明



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



そして地下の混浴源泉漕があります。見えるのは女湯側。男女の脱衣所の前にそれぞれ階段があって、一応間にも仕切りはあります。といっても数センチの仕切りですが。到着時は推定30代後半の女性カップルで入浴していましたので、撮影は帰るときにしました。



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



脱衣所は左側だけですから、地下の源泉漕にいくには、裸で廊下を横切ります(^^;。



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



脱衣所の奥の男女別内湯は2漕です。奥が加熱漕で、それでも39度くらいかなと感じました。手前は源泉漕。そうです。こちらの内湯でも源泉には入れます。


アルカリ単純泉です。たまご臭、たまご味は一切ありません。飲んだ感想ですが、表現が難しいです。ただの水(無味)ではないのですが、なんの味だか私の経験では無理です。簡単に言うとおいしいです。とろみはほとんどありません。スベスベ感ありますが、桃の木温泉の効果が残ってる段階なもんで、微妙。


この内湯も男女浴槽の間は2mくらいという比較的低い仕切りで仕切られているだけです。



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



でもやっぱり地下のほうに入りたいじゃないですか。でもなかなか無人になりません。脱衣所で煙草を吸いながらチャンスを伺っていると、幸いにもすぐにチャンスはやってまいりました。いまだ~ということで突撃。あわてると階段で頭をぶつけますので注意です!



朝寝坊弁慶の奇妙な生活



入浴するとこうなります。上の曇ガラスの引戸は男女それぞれの脱衣所の引戸です。実際は撮影画像より暗くなります。オートではストロボがたかれるレベルです。落ちついた雰囲気をだすためにストロボOFFにして撮影してます。


温度は28度です。その気になれば長湯できるレベルの冷泉ですが、自己規制しないと風邪ひくかな。


正しい入浴方法は、夏は加熱漕で温まってからこの冷泉に入ってでる。冬はもう一度温まってからでるということでした。自律神経の鍛錬には1分ごとに交互に入ると良いと思います。