先日の事。
その日は雨も降ってましたが、
風が凄くて私の傘が折れました。
そんな中、
買い物が終わりふと前の駐車場を見ると、
何か鳥が居ました。
おばちゃん達は、
「カラスでもうずくまってたら可哀想やなぁ」と話してましたが、
カラスではなさそうです。
1人のおばちゃんに
「顔に白い所があるしウーですよ。」と答えて、
おばちゃんと私は少し近くまで行きました。
水かきがありやっぱりウーでした。
ウーは、脚を怪我したらしく、
ヨタヨタと少し歩いてました。
凄い風の中飛んでたのか、
脚に力が入らず、
飛べそうにはなかったです。
気になるので、
近くの環境省に電話すると、
調べてくれて「カワウー」で、
保護の対象ではないとの事。
だからそのままにしておいて欲しいと言ってました。
後ろ髪ひかれながら帰り、
帰ってきた子供に話すと、
気になるらしくウーの所に行きました。
子供は水かきもあるなと言いながら、
「何で怪我してるのに助けてくれへんねん。皆同じ命やろ。」と怒ってました。
そして、
「こんなに近くで姿を見せてくれてありがとう。頑張って飛ぶんやで。」とウーに向かって言ってました。
次の日の朝恐る恐る見に行くと…
ウーはいませんでした。
周辺も見ましたが、
いてなかったので飛んでってくれたと思っています。
いつもは橋の上から見るウー。
貴重で複雑な気持ちになり、
自分に出来ることは限られてる事をまた知りました。
自然に対しては無力な事が多いな。