自由が丘のマンツーマン美容室アル―アルーの中原幸信です。
今回は 美容師に向けての内容です
美容師 特にまだ経験が浅い美容師の手荒れは深刻で
病院に行っても せいぜいステロイドの薬が出されるくらいで
根本的な解決にはならず
それで美容師をあきらめる人もいます
お客様の息子さんも 去年から美容師になり
やはり今 すごい手荒れで悩んでいるとお聞きし
ゴム手袋のことをお伝えしたのですが
知らなかったことのようなので
意外に知らない美容師も多いのかなと思い
今回ブログに書くことにしました。
内容は単純で
＜理美容師が使っているゴム手袋を
裏にして使うと髪が引っ掛かりにくい＞
ということです
美容師が ヘアカラーなどで使用しているゴム手袋は
大抵 表面が滑りにくいような加工をしていて
刷毛や櫛が滑りにくいようになっています。
裏は 手を入れやすいように引っ掛かりにくくなっています。
普通に ゴム手袋をして
髪を触ると 引っ掛かりやすくなり
お客様は髪がつれて痛く感じます。
なので 私は シャンプーや髪を触る作業の時は
ゴム手袋を裏返しにして使用しています。
これで大分 髪の引っ掛かりは軽減できます。
私は もともとあまり手が荒れない方ですが
昨今 手指消毒が多くなり 手荒れは深刻です
なので 少しでも手の負担を減らすために
薬剤になるだけ触らないようにゴム手袋をしています。
ヘアカラーはもちろんですが パーマ
ヘアカラーのシャンプーの薬剤を落とす1シャンは
必ずゴム手袋をします。
これでだいぶ薬剤からの影響は減るのですが
最近 炭酸泉を使用するようになり
より手の乾燥は 減りました。
なるべく髪がつらない手袋はないものかと
調べてみると
滝川から 髪が引っ掛からない手袋があり
早速買ってみたのですが
どうも私の思っていた感じとは違いました
私が使用した感想は
まず 装着がしずらく輪ゴムで裾をとめるので面倒
あと ポリウレタン製だからかフィット感が今一つ・・・。
素材が薄いので お湯の温度はわかりやすいのと
流石 シャンプー時に 髪がつれる感じはないのですが
その分すべりやすく
シャンプーヘッドを何度か落としそうになりました
もちろんシャンプー以外の作業や
使用感には個人差があるので
手荒れで悩んでいる理美容師は
一度試してみると良いのでは
もう少し 使いやすい髪がつれない手袋はないものかと
とりあえず大手２社に
「髪が引っかかりにくいゴム手袋を作って欲しい」
とメールを送ったのですが
＜ご意見をいただき、ありがとうございます。
現在のところ、『シャンプー時に髪がつれない・引っ掛かりにくい手袋』の
規格はないのですが、
「貴重なお客様の声」として承り、
今後の規格・開発の参考にさせていただきます。＞
と あまり期待できない返答が帰ってきました。
まぁ当面は 自分たちで工夫するしかなさそうです
手荒れで悩んでいる理美容師の
何か参考になれば幸いです。
それでは今日はこのへんで
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