からだ・こころ・霊性について理解を深めることで、
誰でも人生をより良いものに変えていける。
かどや あやです。
流産後に不妊症を経験。
特別養子縁組でもご縁がなく
早発閉経(まだ辛うじて生理は来るけど)の私でも、
今では毎日が楽しいと思えている。
(その①&②のリンクは最後にあります)
さて、それは何でなんだろう?
って考えると・・・、
理由 その③
夫・義母・母・父などなど・・・、
身内から子どもに関して、
「早く孫の顔が見たい」と迫られたことがまったくなかったから。
(ポロっと本音と不満を書いちゃうけど、
むしろ、母からは子どもを持つことを邪魔されたくらいに感じてます)
つまり、「女は子どもを生むのが常識」って価値観のモノサシから、
物理的にも心理的にも充分な距離が取れてたんです。
友人はそんなプレッシャーかけてきませんしね(笑)
実は不妊女性が苦しむ要因は、
世間の悪意のない「これが当たり前でしょ」って常識だったりします。
私の身内は「女は子どもを生んでこそ一人前!」ってなモノサシに、
誰ひとり縛られてなかったですね。
このことは、本当に幸運でした。
だって、自分が自分にかけるプレッシャーとの闘いだけで済みましたから。
私は夫と義母には、心から感謝してるの
不妊を経験したからこそ、
実感するありがたさって感じなのです。
彼らは、ありのままの私を受け入れてくれたんですよね。
子どもを再び授かれなくて、
これ以上できないってくらい努力してもダメだったとき、
「生きてる価値なし。死んだ方がマシだ」と思ってしまいました。
これって、かなりツラい精神状態でした。
私の育った家庭はかなりエキサイティングで、
いわゆる虐待サバイバーです。
暴力&暴言の吹き荒れる中で育ったので、
自己肯定感がとんでもなく低かったのです
ただでさえ自分に自信がないのに、
人並みに子どもを生むことさえできなかった・・・。
「最早、生きる価値のないクズだ」って本気で思ってました。
女の子は母親を無意識に真似しながら育つから、
子育てしない女性の生き方をイメージすることが出来なくて苦しくなったんですよね。
私の場合は低い自己肯定感と反比例して、
自尊心はとんでもなく高かったです(笑)
傷付きやすかったんですよね。
だから、「死んだ方がマシだ」なんて本音は、
妊活卒業を目指してカウンセリングを受けるまで、
夫以外の誰にも言ったことなかったです。
本音(内面)と、建前(外面)の食い違いがあまりに大きかったので、
心の中の苦しみや悩みがますます蓄積されるって感じでしたね。
心がボッキリ折れてから、夫に泣きながら相談しました。
「カウンセリングを受けたいかも。誰かにこの苦しみを聴いてほしい。このままだと自殺してしまうかもしれない」と。
夫はカウンセリングを受けることに賛成してくれて、
費用がかかると躊躇う私の背中を押してくれました。
めっちゃありがたかったです。
子ども時代はもちろん大人になってからも、
身内(とくに母)からは極限まで我慢して、
頑張って苦難を乗り越えることを求められてきました。
私が窮地に立たされた時、
身内が助けてくれたことは1回しか思い出すことが出来ない。
どんなに困った状況に置かれても
一人で問題を解決する努力をするのは、
大人の女性として当たり前の行為だと考えていました。
ですから、不妊で心が折れて「自殺しそう」と嘆いたくらいで、
カウンセリングを受けることを許してくれる人が
この世にいると思わなかったんですね。
「心から愛されてるんやなぁ」と感じました。
弱音を吐いたときに、
「それは辛いね。助けがいるね」って言ってもらえる。
それは、とっても幸せなことです。
優しさをもらうと、誰でも元気が出てきますよね。
「子どもを生めなくても、私の価値を心から認めてくれる人」
「心が折れて笑顔でなんかいられない時に、それでも良いよって受け入れてくれる人」
不妊女性にとっては、とても支えになる存在です。
このような人が側にいてくれると、妊活は卒業しやすくなると思います。
不妊に悩む妻を持つ夫の大切な役割は
「子どもができなくても、僕は君を愛してるよ」って言ってあげて、
奥さんを安心させてあげることかもしれませんね
その①はこちら
その②はこちら
次回へつづく
かどやあやへのコーチングのご依頼はこちらへどうぞ
ーーーー
匿名で電話セッション受付中!
匿名での電話カウンセリングができる 『ボイスマルシェ』に登録しています。
電話で気軽にカウンセリングやコーチング体験ができます。
当日予約の電話相談は、ボイスマルシェが便利です。
(諸事情により、ただいま受付を休止しております)