「あ~あ、波乱万丈ってこんなことなんだ。最悪!」
私のストレスの原因は、身内の不仲です。
あんまり公にしたくはない話だけど、皆さんの中にもあるでしょ。
嫁と姑とか。母(父)と子とか。兄弟とか、はたまた夫婦間とか。
母が亡くなってから、父はパートナーを失ったという立場で悲しみ
私達兄弟は、母を失ったという立場で悲しみ、苦しみました。
皆、傷つき悲しみ、でも、母と一緒に過ごしてきた時間も密度も
それぞれで、パートナーを失った父の苦しさは察することは
できても、味わうことはできません。
それは、反対も一緒。 97歳の母親がまだ元気でいる父には、
こんなに若くで母親を失った私達子供の苦しさはわからない。
お互い、そんなもんですよね。
夫婦だってそう。友人関係だってそう。
当事者にならないとわからないものがいっぱいある。
だからこそ、人は「思いやる」って気持ちが大事なんじゃないかと。
「寄り添う」って気持ちが必要なんじゃないかな。
そんな父と、兄弟の間に挟まれ、私はただただ仲良くしてほしいと
思ってましたが、そこがぶつかる度に、私は傷つき苦しむわけ。
母がそれを一番心配していたから。
母が「頼むね」と言ってたから。
「お母さん、ごめん。なんでこんな風になっちゃうんだろ」と
無性に自分の無力さが情けなくなり、自分を責めてしまい・・・
んで、子宮から出血・・・。
もちろん、生理ではありませんよ。
もう、露骨にストレスで出血。
そりゃ、家族が仲良くするのは理想で、そうでありたいけど、
私が間に入って・・・と思ってたけど、
あ~、ここがお互いを認めあう、思いあえることはない
そう、もう気付いた!(笑)
父だって兄弟だって、自分の子供や旦那さんは
皆私からしたら個々に大事な人達です。
それぞれに愛情があります。
皆が笑顔で食卓を囲めたらそれだけで嬉しい。
ほんとはそうしたい。
でも、まず私の「家族は仲良くあるべき、助け合うべき」
「私がなんとかすべき!」
「~べき」を消去することにしました。
自分の固定観念の中で物を見たら、余計苦しくなるから。
相手を変えるより、自分が変わる方が手っ取り早い。
そして、ストレスの原因となるものが分かっている場合、
「そこに近づかない」
「そこから逃げる」
体質改善のカウンセリングを受ける際も、よく皆様に言いますが
ストレスの原因が自分で把握できている場合は、ストレスに対しての
対処療法を考えるより、原因に対してを考える方がいい。
そんなこんなで、私は父達がいつもケンカになる家族会から
距離をおくことにしました。
頭の中では色々気になりながらも、今までの行動パターンを切り替え
シンプルに自分の心がどうしたいか、身体がどうありたいかを何度も何度も
対話しています。
でもね、陰陽の法則「幸せ引き寄せ術」では、問題の発生には必ず終息が
あります。表と裏で一体。悪いこともあればいいこともある。
ううん、悪くも良くも、それがいい。それでいい。
大きく反乱のエネルギー(陰)が渦巻いていれば、
大きくそれに対しての正義のエネルギー(陽)がある。
それには、
「時間」かもしれない。 = 時間がかかる。
「摩擦」かもしれない。 = ぶつかるということ。
今ココの私は、目の前の渦巻きのどん底で心だけでなく身体も傷めてしまって
いや~、まだまだ修行が足りないなと思いますが
これは残された家族、兄弟が越えるべき大きなミッションであることも
知っています。
だから、気持ちを切り替えて、ただただ宇宙の気流に先に上昇して
上から見守ろうと思います。
皆様の中でも、何かストレスがあれば、まずは自分の「~べき」が自分を余計に
苦しめていないかを考えてみて、時にはそれを手放す。
また、そこから離れてみるという選択もたまには必要かもしれませんよ