ネットニュースで、入社初日に「配属先が希望してたの違う!」という理由で辞める新入社員が増えている、とありました(配属ガチャと言うらしい…😅)。

しかも本人が直で申請するのではなく、退職代行サービスを利用して…😅


まあ、こんな人はどこに行っても何をやらせても長続きせんな、というのは容易に想像がつくので、「どうぞご自由に」なのですが😅


思ってたのと違うことなんて、この先山ほどあるぞ。むしろ思ってたのと違うことばっかりなのが社会であり、仕事をすると言いきっても過言ではないと思う。


なんだろう?


こんな事態を防ぎたいために、エントリーシートであったり、面接であったり、適性検査?であったりするのではなかろうか。これってお金も時間もそれなりにかかっているはず。たとえリモートだったとしても時間かけて選考してることに間違いはないからね。


企業側も新卒を確保したいから、あの手この手で策を講じていますよね。入社前に必要な人に「支度金」として引っ越し代なんかを賄ってくれたり、入ってみて「あれ?」ということのないように、会社の上層部と懇親会したり。会社によって制度は様々なれど、私が入社した時代(バブルだったが😅)とはかなり手厚くなっているはず。


それなのにさっさと去って行く人は行くのよねえ。これはもう、採用する人に「見る目がない」ということに尽きると思うんだけど(まあ、認めませんね、都合の悪いことは)、それにしても新卒側も意識が変わってきているのでしょうか?


もちろん皆が皆ということではなく、ごくごく一部の人に限っていると思います。結局その人の人がらだもんね。しかし、ちょっと前はそんな理由で即日辞める(しかも代行サービス経由)ことをまず聞かなかったような気がする。


すぐに辞める人は昔もいたけど、加減が違うというか…😅


振り返れば、私自身、入社した時は希望の職種ではなかった。

思いも寄らぬ部署で(正直不本意だった😅)社会人スタートとなったわけですが、でも、じゃあ辞めるという発想はなかったぞ。


会社自体が(今と違って)自由な雰囲気があったし、勤続20年超の大ベテランとペーペーの新人が対等に議論できるような空気感があり、大ベテランもペーペーを上から圧をかけるようなことはなかった。一人の社会人として向き合って尊重してくれたな。もしかしたらそういう空気感がたとえ不本意な職種でも「やってみよう」という方向に向けてくれたのかもしれないし。


でもそんなのはすべて後づけ。当時は不本意でも与えられた仕事をまっとうしようと思ったさ。だっていいも悪いもやってみたこともなければ、そもそも仕事の中身も分かってなかったしね。


(果たしてその仕事は割と自分に合っていることが分かりましたが。希望の職種はもちろん願い続けてはいたけどね)


ことほどさように、やってみらんと何も分からんのよ。経験の浅いペーペーの頭で分かることなんか限られている。大体皆さんそんなことぐらい分かっているはずでしょうけどねえ。


よほど入社初日に嫌がらせされたとか、想像を越える何かの事情があるならやむなしですが(でも、それ何⁉️)


働く気なんてなかったんでしょ?


と言われても仕方ないよね。


そういえばこれとて10年ほど前になるが、同じ部署の一年目社員が、秋の内示が出るその日に玄関先でばったりで食わした総務の採用担当者に「自分は来月をもって辞めますので」と口頭でつげ、採用担当は目をシロクロさせて驚いたという逸話?を思い出したわ。

その社員、部内の誰にも相談もせず、申し出もせず、突然辞めると宣言するという前代未聞な辞め方をし、しばし社内に嵐が吹いたわ😅


この時「辞め方も教えないといけない時代なのだろうか」と暗い気持ちになったさ。


私も定年まで全うせず、早期退職に走ろうとしているけど、私のようなロートルと新卒を一緒くたにしてはいけない。


辞め方は人それぞれ、事情はあるにしても、なんだかこんなところでも「自分さえよければ」な感性が見えかくれしてやな気持ちになるのでした。


効率ばっかり追求するような教育の影響と思うのは私だけですかねえ?