バレエ教室で、いよいよ間近に迫った公演の役割決めのため、最上級生クラス保護者で話し合ったときのこと。

「お母さん入院されて大変ね~」
というお声がけを多々いただき、かえって恐縮してしまったのでしたが。
(最近滅多に教室に顔を出さない言い訳劇場として触れてしまったため、かえって心配させてしまった)

その流れで実母の症状などをかいつまんで話していると
「あ~、うちの義理父もそんなだったわ~」とか「今同居している義理母も骨折して入院しておかしくなって必死でリハビリしてよくなった」などの話が、同時多発的に出るわ出るわ。

聞けば、私何かよりもっと大変。

私はほら、もうええ年やし、実母も突然悪くなって、というような感じではなく、徐々に悪くなって行く課程で一気に入院!
ってことになったからさ。
入院は急といえば急だけど、まったく想像していなかったわけではない。

でも、バレエ母の人々は、今中学生ぐらいの子が小さかったとき(幼稚園とかそんなころ)に既に介護生活を余儀なくされたという人ばかりで、そんなに若いときから大変だったねえ~
という人ばかり。

ほんっと、頭が下がります。

教室では、当然話題は発表会かバレエそのものか、子どもの話中心だから、そんな身辺の話なんかしないじゃない。

でも実はみなさんいろいろ抱えてるんだなあということが改めて分かり、「みんながんばってるんだなあ、偉いなあ」と素直に思ってしまいました。

ホント、私なんかなんだかんだいいながらも自分の好きなことやれてるし、苦労のうちに入らないよ。

これからが長期戦なんだから、適当に気を抜きながらがんばらねば。


というほどのもんでもありませんな、まったく。