新幹線 ゲストハウス 今里 | 桜井ケンイチのデキゴコロ~陶・造形作家の日々

桜井ケンイチのデキゴコロ~陶・造形作家の日々

陶・造形作家桜井ケンイチの出来心で書いたブログです。美味しいもの、旅で出会ったひと、作家としての生活、このようなことを紹介できたらと思います。趣味はゲストハウスの旅、車中泊の旅、低山ハイク。






土曜日、午後2時半の小田原駅発の新幹線に乗りました。

1年ぶりに乗る新幹線。

切符売場はまずまずの混み具合で外国人が多く、二人のJRの社員さんが、案内係として忙しく対応していました。




小田原からこだま号、名古屋でのぞみ号に乗り換えました。

こだまでは山側の席、のぞみでは海側の席(海は見えなかった)に座りましたが、山側の席から窓のそとを見ると、街がこちらを向いているようでした。

建物が、東南方向を見てたっているからでしょう。



掛川駅で停車中に、ドクターイエローとすれ違いました。

初めて見ましたが、話に聞いていたとおり短かった。ニ輌だったな。



窓側に座れてよかった。

風景を眺めながら考えるのは、これから作るもののことと、落ち着いたらどこへ旅行するか、でした。

東武線で日光へというのもいいですね。





午後5時半に新大阪駅に到着。

御堂筋線に乗り、なんば駅で近鉄線に乗り換え、予約したゲストハウスがある今里駅へ。

今里駅からゲストハウスは、徒歩3分とかかりませんでした。




駅周辺は、小さな店舗がひしめき合っていました。韓国、中国、ベトナムの店が多い!

特に韓国料理店。

街は、なんとなくアジアの香りがしました。



たくさんの外国人とすれ違いながら、ゲストハウスに到着。

スタッフの若いお兄さんが、親切に説明してくれました。その人も外国人のようでしたが、日本語が流暢で、切れ長の目が印象的でした。

マックスで12人が泊まれる小規模な宿です。今夜はフルブッキングだそうです。


僕の部屋は4人部屋で、奥のベッドでした。




僕は20代のころはよく自由旅行をしたもので、そんなときはたいていゲストハウスを利用しました。

特に10ヶ月旅したオーストラリアでは、滞在はほぼゲストハウスでした。

中国で取材旅行したときも、ときどき利用しましたが、中国では当時はゲストハウスは少なく、似たような招待所という宿泊施設がありましたが、外国人は泊まることができませんでした。





本当に懐かしい。

自分が30年前に戻ったかのようだ。

まるで停車する新幹線が隣り合うように、あのときは、各地で年上の日本人と知り合いました。

あの経験があって、僕はのちに作家になる選択ができました。

今でもその記憶がよみがえります。