a picture is free~偉人出来事部屋(新型)-A.ウェゲナー
 アルフレッド・ウェゲナー(アルフレート・ロータル・ヴェーゲナー) Alfred Lothar Wegenar

(1880~1930) ドイツ生誕 ドイツの気象学者・地球物理学者

 ベルリン大学で天文学、気象学を専門としていて、気球を使った高層気象観測技術などをしており、当時の気球滞空時間の世界記録を52時間に更新した。

 あるとき、南アメリカ大陸とアフリカ大陸の大西洋に面した海岸線の形が似ていることに興味をもち、地球物理学を学ぶようになった。研究をし、1912年に大陸移動説を発表し、1915年には「大陸と海洋の起源を出版した。しかし、彼の主張は全く認められなかった。1919年に第2版、1922年に第3版、1929年に第4版(最終版の第5版はウェゲナーの死去により未出)を出版するなどして努力を積み重ねたが、地質学者たちは陸橋説「大陸は沈むことがあっても動くことはない」と批判された。それでもウェゲナーはあきらめず、大陸移動説の根拠を探すために5回グリーンランド調査へ向かったが、1930年に心臓発作により死去した。墓標には気象学者であったことについては触れられていたが、大陸移動説については触れられることは無かった。


 「大陸移動説」~地質学・古生物学などの資料を使い、中生代には大西洋は存在せず、現在は大西洋をはさむ4大陸が分離して移動を開始し大西洋ができた。という理論。(1915年出版の第1版)}{現在(1929年)存在するすべての大陸は1つの巨大大陸パンゲアであったが、2億年前に分裂や漂流をして、現在の形状および位置に至る。という理論。(1929年出版の第4版~一番有名である) ほかにも北アメリカ+ユーラシア大陸=ローラシア大陸}{南アメリカ大陸+アフリカ大陸=ゴンドワナ大陸などの説がある。

 「大陸と海洋の起源」~主に上記の内容


a picture is free~偉人出来事部屋(新型)-パンゲア大陸
        ↑パンゲア大陸