更新滞っておりますが…
ご無沙汰しております。元気にしております。
すっかり2024年に年は変わっておりますが、2023年の12月の話です。
クリスマスにベートーヴェンを観てきました。
主演はこの半年で3作。全て別の作品でお目にかかっている井上芳雄さん。すごい人だね。本当に。が、しかしお目当てはベートーヴェンの弟、海宝くんです。
Ｗキャストはこちらのバージョンで。
予備知識なし
演目が発表されたとき「ベートーヴェン 弟」で検索を掛けると、あんまりいい評判は、ない。そうなのか…。でもクセツヨの海宝くんもなかなか良いもんだし、それはそれでよし。と思って劇場へ。
けど、あれ？なんか結構、無邪気ないい子じゃん？クセツヨというよりは、兄と比べてきらきら王子系じゃん？とちょっと肩透かし。出番も少なめだったしね。
個人的な総評としては
ストーリー的に、結局不倫の果てに、不滅の恋人とか言われてもですね…って思っちゃうんです。いや、不倫モノでも良いの別に。ただ、逃げ道を残した不倫モノってなんだかなーって思っちゃうんです。愛のない結婚（サカケンさん、超ブラックサカケンで、超嫌なヤツだったし）の中で出会ったベートーヴェンに惹かれて、一度は引いて、でもやっぱり！となったところで子供を盾に取られ結局は引く。そこで家族のもとに戻るんかい！っていうのが好みじゃない。（あれ？戻ってないの？でも、そこで突っ走れないくらいの覚悟がないなら、不倫なんかすな！って思っちゃう）
あと、楽曲が当然ほぼ、ベートーヴェン作で、そこに詩を載せてるんだけど、歌詞がいまいち耳に残らない。曲が偉大過ぎる。千のナイフが胸を刺すのはGLAYでしょうよ…。（正しくは千ノナイフガ胸ヲ刺ス）
というわけで、私的には役者個々の演技と歌は別として、ストーリーその他が入り込めないタイプのやつでした。
【観劇メモ】
日生劇場 S席 2階上手側
チケット見た時は2階かーって正直思ったけど、むしろオケの皆さん巻き込んだ演出は準備してるところまでばっちり見えて面白かった。