羊と勉強中
 
みなさんこんにちは!
今回は自分の今学期の授業についてお話しします。
 
 
授業は専攻の美術史の授業を三つしかとってないので、スッカスカです。
ギャラリーのバイトも、一週間に一時間半しかシフトが入っていないという...。週に10ドルしか稼げないなんてなんという悲劇。
 
スケジュールがスカスカだからと言っても、あまり楽になった実感がしないのが不思議な現状です。
 
 
ARTH 112J - Western Art History (西洋美術史)
西洋美術史を旧石器時代から20世紀までグワーっと勉強するいわゆる入門、基礎のクラスです。
短期間でそれだけの情報量をカバーするので、授業のスピードもすごく速いし、暗記する量もかなり多いです。
 
歴史の授業は大抵、取り扱う時代や地域が広いのが100番台で、300番台になってくると、一つの時代や国に焦点を当てた授業が多くなります。
正直そっちの授業の方が、覚えなければならない単語や美術品が少ないので、楽だったりします。特定の分野を深く分析できるので、楽しいです。
 
 
ARTH 260K Museums Today (美術館学)
何年か美術館で学芸員をしていたという教授がvisiting professorとして一年契約で教えに来てくれているのですが、...まあ正直生徒に丸投げしてる感は否めないかなあという授業です。でも家族を養わないとだもんね。先生がみんな先生になりたくてなってるわけでもないし。
 
ディスカッションベースの授業なので、リーディング課題をざっと読んできて、生徒がそれについて話し合いをし、教授も言いたいことがあったら語る、というシンプルなスタイルの授業。
それでも私がこの授業から色々なことを学べているのは、ポテンシャルの高い周りの生徒たちが多方面からいろんな意見を出してくれるから。(美術好きな生徒だけでなく、歴史美術館が好きな人、自然科学系の美術館が好きな人なども授業を取っているので。)
自分も美術館に行った時の経験をたくさん話せるので、楽しいです。
 
 
ARTH 260L Chinese Word and Images (中国美術史)
次の春学期に、授業で台湾に三週間ほど滞在するのですが、そのプログラムのための準備コースとして新しく作られたのがこの授業です。
台湾出身の美術史の教授のもと、月曜日には中国語を習い、水曜日には書道を練習し、金曜日には中国美術や思想についての短い論文を読んできてディスカッションをするという、なんとも複合的な授業です。
 
私は漢字の読み書きができるので、自分が日本文化をベースに持っていることで助けられている部分は多いなあと感じます。
でも中国語の発音は、というよりトーンの使い分けが、とても難しいです。
(同じmaという発音でも、トーンが違うだけで、馬、母など全く違う意味になってしまうのです。)
 
美術史の大学院に行くのならば、出願の時点で少なくとも二ヶ国語を使いこなせるのが望ましいとされています。で、三ヶ国語目は院に入ってから勉強すると。
 
アメリカの高校ではスペイン語を外国語として教えているケースが多いので、スペイン語によく似ているフランス語に移行するのはそこまで難しいことではないようです。
 
英語に近い言語は複数ある印象だけれど、日本語に似ている言語ってそんなにない気がするんだよなあ...。(中国語の文法は、日本語と英語のブレンドのように私には見えます。)
韓国語はどうなんだろう? いつか調べてみたいな。
 
昨日は中国美術史の授業の一環で美術館へ1日行っていたので、今日はこれから課題漬けです。...よし、楽しもう!
 
みなさま良い一週間をお過ごしください^ ^
 
 
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