院試と美術と、映画の話し

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みなさまこんにちは!

 

GRE(アメリカ大学院試験)先週無事に終わりました...!

 

GREはTOEICやTOEFL同様、ETSの主催する統一テストの一つです。

TOEFL ibtと同じくウェブテストですが、違いの一つとして、GREは選択問題の部分だけ試験が終わった瞬間におおよその得点を表示してくれるんですね。親切というか、心臓に悪いというか...。

 

エッセイの採点が終わるまで正式な成績は出ませんが、選択問題の得点は悪くなかったので、この点数で大学院に出願するつもりです。

とりあえず、この三ヶ月間頑張ってきてよかった...。

 

 

 

テスト明け早々、横浜トリエンナーレに行ってきました。

 

 

三年に一度開かれる現代美術のお祭りです。

 

時間の関係で、横浜美術館での展示しか見られませんでしたが、一緒に来てくれた友人たちが、予想以上に楽しんでくれて。私はそれが一番嬉しかったです。

 

やっぱり現代美術は面白いです。友達と話しながら見ると、特に。

 

いろんな人に、美術館に足を運んでもらいたいな。

横浜トリエンナーレ2017、通称「横トリ」は11/5までです。照れ

 

 

 

 

そして今日は、皇居の近くにある、国立近代美術館(MOMAT)へ。

 

所蔵作品展の中で、東山魁夷の特集をしていました。最高でした...! 

日本画のコレクションと、それぞれの絵についた解説も、とっても良かったです...!!

 

もう展示は終わってしまいましたが、山種美術館でこの夏開催されていた川端龍子の特別展を見に行ってから、「近代日本画ってこんなに面白かったんだ...!」と気づきました。

 

研究中心になっていく院への出願前に視野を広げさせてもらえて、こういう展示や美術館に出会えて良かった...。学芸員さんはじめ美術館に関わる方々に頭が上がりません。

 

 

 

 

 

勉強もひと段落したので、ずっと観たかった映画も観ました。

 

朝井リョウさん原作の「何者」です。

 

賛否両論ある映画のようですが、私は原作のファンなので、映画も楽しめました。(スピンオフの「何様」も早く読みたいなあ...)

秋に舞台にもなるらしいです、何者。

 

日本での就活を始める前の大学生にはぜひ読んでもらいたい!と思います。作り話しといえど、なんとなくその大学生活の終わりにある現実に近い雰囲気だけでも感じ取ってもらえたら、心の準備にはなると思うので。

 

映画も原作も、一括採用の就職に縁のない人が観るとスリリングに楽しめるかもしれませんが、ナイーブな時期に観ると、精神的にすごくダメージを受けてしまう作品かもしれません。

 

 

 

(ここからネタバレ入ります)

 

 

実は私も原作を読んで、就活のトラウマになりかけた一人です。日本にいる同期が就活を始めていた頃に読んだので、私も焦って東京キャリアフォーラム等に行きました、まだ二年生だったのに。

ただ、それで企業研究をした結果、日本での就職はしないと早い段階で決断できたのは、今思えば自分にとってプラスに働いたと思います。

 

映画では原作以上に、日本の「本音とタテマエ」文化の空気感が、痛いくらいリアルに可視化されていた気がします。友人関係でも、就職活動でも。

 

日本で生きていると多分、周りと同じタイミングで就職しなかったということだけで、負け組に見られるのでは、と大学生が不安に思う傾向が強いのかもしれません。それはなんとなく肌で感じます。

 

でもみんながみんな、企業で働かなくてもいいと私は思います。

社会って企業の正社員だけによって成り立っているわけではないから。

 

大学受験で失敗したから、就職では巻き返そうとか、その心理も少しわかるけど。でも社会の中では上も下もないと思います。

どんな役職でも、その人がその仕事をしないと他の誰かの生活が成り立たないことはたくさんある。

スーパーで働くパートさんがいなかったら誰が品出しをするんですか。少なくとも商品を買う人ではない。スーパーの従業員さんに対して、こっちがお金を払ってんだから、と横柄な態度をとる人は見ていて不快になります。

 

どの仕事をしたって、歯車の大きい小さいにかかわらず社会や経済を回していることに変わりはない。だったら自分の納得できるところで生計を立てていくのが折衷策だと私は思う。

 

もし主人公が「あいつは就活から逃げたんだ、負け犬だ」と見下されるのを怖がっているのなら、そういう人とははなから同じ土俵で相撲をとらなければいい。

 

夢がどうしても諦めきれないなら、その夢を追うのは悪いことではないと思う。

それが許される環境にいるのならば、その立場を活用することに罪悪感を覚える必要もない。

あとは夢を諦めきれない自分自身を、痛いと思わずに認めてあげて欲しい。自分のプライドを壊すのは、きっと大変だとは思うけれど。

 

映画では、主人公は演劇に戻って行くのかもしれないな、という予想を観客により強く印象付けるラストになっていました。

私自身は、そうであったらいいな、と思いました。

 

 

 

 

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