自分のハマり飽きてゆくスピードの速さにいつもほとほと呆れかえってしまうわけですが。
また、少しずつ書いてゆけたら、と思います。
で、今回は最近読了いたしました小説について。
『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦
京都大学に通う私がひそかに想いを寄せる“黒髪の乙女”を追い求め、四季折々の京都を駆け巡る恋愛小説でございます。
とはいえ、恋愛はしておりません。
何せ、追えども追えども追いつかぬ“黒髪の乙女”の後ろ姿ばかりを追っているのですから。
この小説は4つの短編で構成されています。
春の京都・先斗町を舞台とした「夜は短し歩けよ乙女」
夏の京都・糺の森における古本市での「深海魚たち」
秋の京都大学にて開催される文化祭の「御都合主義者かく語りき」
冬の風邪の神様が到来した京都での「魔風邪恋風邪」
です。
ほど良い長さ、飽きさせないテンポの良さと語り口調、登場する奇想天外なキャラクターたちがすごく魅力的です!
春の京都では先斗町界隈を飲み歩き、夏の古本市という京都らしい雰囲気を彷徨い、秋の文化祭では学生気分で、冬は京都の厳しい寒さを思わせる・・・。
全っ然京都が好きでない、むしろ嫌いな、私が「そうだ京都行こう」と思ってしまうほど楽しいお話です。
恋愛小説によくある(と思われる)切ない気持やドキドキ感は一切ありません!
ほぼ、「私」の行き過ぎた妄想です。
ばかだなー、と思いつつも、それが面白くてついつい読み進んでしまいます。
今回これを読むのは2回目だったのですが、『四畳半神話体系』『新訳 走れメロス 他四篇』あたりを読み終えてから読み返す『夜は短し歩けよ乙女』は、登場人物のおバカなイメージがより一層はっきりと感じました!
ややクセのある語り口調が飽きさせる、というところもありますが、久々に読むと良いですね!
森見登美彦ブーム、ひそかにきてます、ワタシ。
今は『きつねのはなし』を読んでおります。
すこし怪しく怖い雰囲気のあるお話ですが・・・不思議な感じです。
また書けそうであれば書きます。
ではでは。

