頭と心も、少しぐっちゃぐちゃ。

いろんな人の感想を見ているうちに、ただでさえ記憶が無くなっていく婆やなのに、

一層記憶が飛んでいって、訳分からなくなる。

 

一言で言えば、そりゃーぁ

めっちゃめちゃ良かった!よ。

 

行けるうちは、やっぱり行くのだ!  ....とシルバーにゃんに謝りつつも、心に固く

固く決めた横浜でした。

でも、、、

あんなに全身全霊で一滴も残すことなく心血を注ぎこむ演技等を観ていると、単独

公演を望むのは強欲が過ぎるのではないか??

....と、後ろめたさと言うか、身勝手さ(?)と申し訳なさが、ない交ぜになった気持

ちになってくる。

それ程の壮絶な演技達だったと思う。

 

横浜では、公演中に既に喘息が出ていたとの感想?も見るし。

(寒暖差が結構あったし、お天気も不安定だったりしたしね。)

医療従事者だったり、喘息持ちの人だったりの人の声だから、信用に足る、と婆やは

思った。

羽生君は、絶対に言わないからね、そんな事は。

かなり苦しそうな息遣いはしていたけれど、ボンヤリな婆やはそこまでは気が付かな

かった。

ただ身体に相当な負担が掛かっている、と言うのは分かったけど。

(内臓大丈夫か、って言ってる人もいた。)

 

しかし、そんな状態で良く頑張れる、と感心する...を通り越して、尊敬する。

競技時代もそうだったけど、完遂しきるその意志力は一体何だ?

常人の域を遥かに超えているぞ‥‥知ってはいるけど、尋常じゃ無さ過ぎ。

本当に、全てにおいてブレないし、異常なまでの集中力だし、凄いが過ぎる人。

生半可な人じゃ、支えきれないわ。

 

 

身体も、命も、魂も、これ以上ないくらい削っている.....と、

今回、しみじみと感じた。

全身全霊の魂の滑りを、確かに各会場のリンクに置いてきている、彼は。

「魂の滑りを置いて行く」‥‥ って、本当にその通りね。

 

 

羽生君は、いつも全身全霊で挑んでいく自分でなければ許せない、と考える性格でし

ょうから、身体も魂も極限まで追い込んでいくのは止めないね、きっと。

もしかすると、スケートを続けている限りはそうなのかも。

今は、身体も心も労わる事を覚えた様だから、恐らく無茶はしないと思うけど...

多分........多分ね。

そう考えると、、

頑張り続ける羽生君の単独公演を、婆やも有難く観させて頂く事にしましょうか。

羽生君は羽生君でファンの為に頑張れると言うし、ファンはファンでそんな羽生君を

どこまでも、いつまでも応援し続けると言うし、これはもう、相互に信じあい支えあ

っている関係なんでしょうかね。

 

 

横浜は初日を観た時から、気合入れて仕上げて来たな、と思った。

前2公演の記憶は薄れている婆やだけれど、振りも照明もマッピングも演出も、かなり

変えてきている様に感じて、全てにおいてレベルアップと言うか、バージョンアップ

と言うか、されていたのが凄い。

 

初日の「破滅への使者」は、ほぼノーミス。

ちょっとステップアウトしたジャンプがあったのと、スピンか何かの時に、氷に引っ

掛かった様に感じたけど....婆やはね(多分)。

 

けど羽生君は、疲れが溜まってきてるから、多少のミスはいいよ……

なんて事は、本当は言われたくも、思われたくもないでしょうし。

増してや、本人は絶対思わないし、許さない性格でしょう。

どんな時も「ノーミスしたい」が、根底にある人だものね。

だから大楽の日は負けん気、大出動って感じで、「破滅への使者」がノーミスだけで

はなく、全てが完璧でしたよ。

初日も素晴らしかったのに、輪をかけてもっと素晴らしくなっていた。

羽生君の上限は、まだまだ見えない。
 

《アンコールのレミエン、最後の3A(確か)で転んじゃったけど...

身体的限界が相当きていたと思う、あれは。

どこか傷(痛)めなかった?と心配だったけど、そのあとも2曲も演じたから

(それもおかし過ぎるけど)、大丈夫だったと思いたい、でもどうなんだろう?

どこか傷(痛)めていても、平気ですって雰囲気で滑る子だからなぁ.....

心配。》

 

アイスショーでノーミス狙ったり、それをドキドキしながら応援しているのって、

羽生君とそのファンくらいだろう.....って呟き見たけど、確かにそうね。

試合の様にドッキドキしながら、ファンはノーミスを見届けようとしてるし、本人

はノーミスを狙っているし。

今までのスケート界隈の常識でいくと、尋常でないかも。

でも、だから良いのよね。

 

やっぱり羽生君はどんな風になっても、アスリートなのよ。

自分で表現?する時にも、最初に来る言葉は「アスリート」だものね。

アスリートであり、アーティスト、そしてそこにエンタメの要素も少し加えて・・・・・

と言う事を、何かの囲み?インタの時に話していたので、婆やはその言葉を素直に

受け取りました。

エンタメの要素を加えるだけで、もろ「エンタメ」ではないと思っている、しつこい

婆やです。

50代、60代になった時には分かりませんけどね。

その時は、「羽生結弦のエンタメ」でいいと思います。

 

身体が壊れないことを祈るばかりです。

身体がそこそこ維持出来れば、本人を含め皆さんが思うより長く今の形態での単独

公演は可能だと婆やは思っているので、健康で身体も丈夫になって欲しい。

医学の進歩も著しいし、靭帯再生のアプローチも色々出て来るのでは、と期待して

いるのですけどね。

 

単独公演自体は演技構成が変わったりするでしょうが、長い期間に渡り続けて行け

ると思っています。

羽生君の事ですから、今まである様で無かった素晴らしいものを創っていくと思い

ますよ。

資金面も大丈夫だとは思っていますが、本人はなかなかシピアーに考えている様で

す。

楽観的でいるのも、不味いですけど....

今回も、ダイレクトマーケティングです、なんて言って、スポンサーさんにかなり

気を遣ってましたから。

婆やみたいな性格だとつい、どこぞの化粧品屋さんから圧でも掛かった? なぁ~ん

て思っちゃったりしますが....

けど、氷を張らなきゃいけないフィギュアはお金が掛かるわね。

確かに大変だわ。

でも、資金面もきっと大丈夫。

誠心誠意、正直で真摯な生き方をしている人ですし、存在そのものに価値のある人

ですから。

 

 

 

初日のMCの時にフラッグ発売時期の経緯を説明してくれて、その時に色とりどりの

バナーを見るのが好きだから、と話してくれたのがとても嬉しかった。

競技時代から言っていた事ではあるけれど、GIFTのフラッグが出た時に、プロ公演に

なったらバナーよりもフラッグの方が良いと考えているのかな?とちょっと思ったり

したので。

今回皆んなの前で、自分の思いをはっきりと表明してくれて良かった。

大楽の時は、皆んなも張り切ってバナーを持って来てくれてたよ。

 

そして色々とお話を聞いていて、

あー、何か吹っ切れたんだなー

いつもの羽生君が戻って来た......と感じた。

 

それなのに、、、、

大楽のMCを聞いていて、初日と違う感じに思えて。

ちょっと悲観的と言うか・・・・・

1日のうちに何かあったんでしょうか?

 

自分のことをネガティブに捉えるのは、どーって事は無い。

何かを為そうとする人は、ポジティブであるよりはネガティブであるべきです。

じゃないと、成長も進歩も無い。

自己肯定感を強く持て‥‥なぁ~て、ちゃんちゃら可笑しくて。

自分が生まれた事を肯定せよ、ってんなら分かりますけどね。

 

現状の自分を肯定するのは、成長することを手放す事です。

だから羽生君が自分に関してネガティブな感情を持つことは、決して悪い事では無い

と思っています。

ただし、自分の「生」は肯定すること...が、絶対条件です。

 

だから、そんな事は良いのですが、

生きていると何があるか分からない‥‥の例えの一つに、

「刺されるかも知れない」と言う言葉を発した事です。

直ぐに「刺されないようにしますけど」って、笑いながら言ってましたが、

コンティニューの時の様に、生放送の日の発言です。

もしかして、それらしき事されたの? と反射的に思ってしまいましたよ、婆やは。

ちょっと何気に出て来る例えではないですから。

違う事を願っていますが。

 

誰かに対してのバリアとか、警告なんでしょうかね?

実は、婆やの心にトゲの様に刺さっていて、いつも心の底に潜んでいます。

羽生君を潰したいゲス勢力の事を考えると、何があってもおかしくないですからね。

プロになったからこそ、心配なのです。

競技時代は、まだ手の内に居ましたからね。

羽生君、

身辺警護は、くれぐれも抜かりなく。

 

 

 

今回のショート狙いの席の選択は、まあ吉と出たかな?

3Fと4Fだったのだけれど、せり出しの丸舞台もバッチリ見えた。

 (階段は佐賀みたいに段差が大きくなかったから、安心した。)

ただ、照明の感じは3Fの方が良いかも。

4Fだと、鶏蛇豚の柱の様な照明が、色が薄すぎて効果がイマイチに感じたので。

スクリーンがあって今回の様な内容の創りの場合は、ショートの方が私は良いな。

普通にプログラムを滑るだけなら、ロングでもショートでも構わないとは思うけど。

次回もショート狙いでいこう。

でも一度でいいから、ショートのプレミアで観てみたいよーぉ。

 

 

 

そう言えば、

初日終わってから、歓声を上げる場面についてのお願いポストがそれなりに上がって

いて、注意喚起を外国語でもお願いみたいな雰囲気でしたが、

気持ちは分かるけど無理じゃない...と思っていたら、翌日の大楽の時には歓声から

拍手に変わっていた。

びっくり! したよ。

いやーぁ、羽生君ファンのお行儀の良さというか、良い方向への切り替えの早さと

言うか、には脱帽しましたね。

納得いく説明での注意喚起は、こんなにも早く訂正されていくのだ‥‥

ってのを目の前で実感させられましたね。

 

今までもショーの度に、何国のファンはとかブツクサ非難めいた呟きを見てきまし

たが、習慣や感じ方が違うのだから、自分の周りに居たのならその場で注意、或い

は、お願いすると良いのに、と思ってました。

でも集団に対しては、その場での注意は難しいでしょうし、まして演技中だとなお

更です。

 

場違いな歓声に関しては婆やも、さいたまの時から感じていましたけどね。

羽生君が近くに滑って来ると思わず歓声がでる気持ちは良く分かりますが、

ICE STORY と銘打っているのだから、そこの所はちょっと考えて欲しいな、とは

思ってました。

それと演じ終わった羽生君がハケて行く時、出入り口付近の観客が思わず出す歓声。

気持ちは本当に良く分かるけど、物語の続きが既に始まっている時なので、出来れ

ば控えめな拍手の方が良いのでは? と思ったりもしてます。

が、仕方が無いのでしょうかね?

 

さいたまの時に直ぐに思ったけど、羽生君はああ言った歓声をどんな風に思ってい

るのかしら?

ちょっと知りたい。

 

ちゃんとお願いや注意をすると、素直に理解して改めてくれる人が多い、と言う事が

よく分かった出来事でした。

 

 

 

もう既に色々な事を忘れていっている婆やですが、

何と!

TELASA(テラサ)で、大楽の公演を配信してくれる。

 

「2月19日(月)横浜・ぴあアリーナMM公演を独占配信することが決定!

 別アングルから撮影された全7パターンの公演映像を、

2月23日(金・祝)11:11から順次配信!!」

 

・・・・だって!

しかも、20台以上のカメラを使ってたそうな。

いやいや、テレ朝さんのこの力の入れ様はなぁ~に? って感じですよね。

凄く嬉しいから、良いのですけど。

 

早速、TELASAに再登録。

2週間は無料期間だけれど、「別アングルから撮影された全7パターンの公演映像」

と知らされると、2週間以上観てしまう気がしてしまいます。

23日からだから、もう直ぐ。

ぐふ、楽しみ。

 

 

ディレイは日曜日だけれど、天候はどうなるのだろう?

昨日は22℃だったのに、今日は7℃。

明日は5℃だって!

しかも、ご丁寧に雨まで降り続いて。

少なくともこの一桁の気温は、月曜日まで続く。

どうなっとるねん!

雪さえ降らなきゃいいけど、7-8℃で雨なら、霙か雪になるかも知れないし。

その時は電車、の覚悟は出来てるけど。

 

雨と言えば、

大楽の日も雨だった.....突風も吹いたりして。

晴れ男なのにどうした? と、嫌な予感もしたけれど、

「雨降って地固まる」ってのに、即、切り替えた。

 

水が身の回りに纏わりつくのって、嫌いなのよね。

だから海や川や湖に入るのは、大嫌い。

身体が濡れるの、嫌いなの。

雨や雪は、寝ている間に降って欲しい。

 

今度のnotteグッズの傘は、買おうと思っているけど。

大楽の日もあの傘を持っていたかった。

 

 

そうそう、

初日のメガロバニア、物っ凄い盛り上がりで、ゲーム好きが沢山観に来てるのかな、

と思った。

ファンが色々勉強したから盛り上がりも凄かった、と言う人もいるけど、確かに

それもあるとは思うけど、あの盛り上がりかたは、ゲームの住人の様な気がする。

何となく、スケート関係の感じとは違った気がして・・・・・まあ、分からないけどね。

マッピングも照明も良かったし、勿論、羽生君も一段と凄かった。

まーぁ、骨が降って来ること。

びっくりするくらい降ってきましたね。

 

さいたまの時に、Undertaleの作者兼作曲者のトビー・フォックスとやらが観に来て

たそうな。

本人のメルマガで報告してた。

しかも、サンズの顔を作ったフラワーボックスを持って。

羽生君、嬉しかったでしょうね。

今回はゲームの作曲者や編曲者・演奏者たちが続々と観に来ていたけど、恐らく招待

もしてるよね。

著作権に絡めて、いつも作曲者にコンタクトを取り了承を得ているのが不思議だった

のだけれど、色々と編集とか編曲とかをする為なのかしらね。

単に曲使用だけなら、著作権協会に使用曲を提出するだけで済むでしょう?

ゲーム関係者が、、、

ゲームで育った少年が、ゲームをこんなにも哲学的に解釈をした作品を創ってくれ

た。ゲーム関係者は絶対、観るべき....

的な事を何かの雑誌?に書いていて、羽生君の功績って凄いな、といたく感心して

見てた。

ゲーマーの呟きを見ていると私には分からないけれど、かなりの心の奥底まで刺さ

っている様で、羽生君の思考と感性と創り込みは尋常ではない事が裏付けされてい

る様。

ゲーマーの人達の感激振りを見る度に、私も心に熱いものを感じてくる。

ゲーマーの人達の感性と素直さが、大好き。

 

 

糸井重里さんも観にいらしていて、その取敢えずの感想を読んだけど、涙が溢れそう

になる。

きちんと正当な評価をし、「なんでもない幸せ」を与えて欲しい、と願ってくれる。

ただ羽生君を、「神様からの贈り物」と捉えるのではなく、

「地上の人間たちが、精一杯の丹精を込めて天に捧げる者」として捉えているのね。

本人もその事を覚悟している、と。

私にとっては初めての視点で、ふぅーん、と考え込んでいる。

 

糸井さんが観に来たこと(ご招待?)で、年末の対談相手は羽生君、と勝手に確定しち

ゃった。

その対談、読みたい!

 

 

 

大楽のMCの時に、羽生君もディスク化希望してたから、全単独公演がディスク化され

ると良いな。

望むディスク化‥‥実現します様に。

 

 

 

 

大楽の帰りは、雨が降っていたこともあり何やら疲れた。

しかも、電車を乗り換える度に薄汚い現実社会を見せつけられて、自分の中にあった

折角の美しい世界が台無し....と言うか、ガラガラと総崩れ。

くっそぉ....と思いながらの帰宅でしたが、漸く立ち直れた。

 

 

 

 

さてと、

羽生君は疲れが取れたでしょうか?

体調も戻っているでしょうか?

既にnotteに向けて、始動しているのでしょうか?

今日は新ビュジュアル発表、って見た気がするけど、勘違いかな?

 

元気な日々が多くあります様に。