どうも、アニメおじさんです。
今回紹介するアニメは、
「明日ちゃんのセーラー服」に続き、
よい子のアニメ感が強い・・・
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」
概要
(タイトルが)長いっすね・・・
ブログの題名には収まりませんでした。
2019年~アニメ化された「なろう系」の作品です。
※「なろう系」・・・「小説家になろう」作品
現在、3期まで放送されていますが、
おじさんは3期をまだ見ていないというところで止まっています。
(たぶん、3期のシーズンあたりのアニメの録画が溜まっている感じ・・・)
あらすじ
念願の図書館への就職が決まった本須麗乃は
その日に命を落としてしまうが、
異世界の少女・マインとして蘇る。
どんな世界であっても本があればなんとかなると
楽観的なマイン(本須麗乃)であったが、
この世界では、本がないことを知らされる。
(実際は、本は高価なものであり、平民のマインたちには
手の届かない、存在すら知らない代物であった)
本がなければ、作ればよい、
本須麗乃改め、マインの異世界生活が始まるのであった。
見どころ①
「力もねえ、無双もないけど、ひとりじゃない」
ちょっと変わり種の異世界転生ものです。
マインは平民の出身で、体も弱いため、
高価な本を読むこともできないし、
本の素材を探しに外にでることも困難です。
なんで、非常にハードモードです。
不自由が常です。
序盤は、
幼馴染の少年・ルッツに素材を探してもらったり、
力仕事をしてもらったり、
地道に異世界の文字を学んだりすることしかできません。
異世界に行って文字を学習するところあたり、
すごく丁寧。
おじさんは異世界行って現地の文字学習するアニメを見たことなかったから
めちゃくちゃ真面目やんと思いました。
後々、本を作る為の一歩として、植物を原材料とする紙を作ることになり、
(この世界では紙が羊皮紙のようなものしかない為、紙の値段が高く、結果的に本の値段も高い)
技術革新をしちゃうと商会とともに工房を作るなどして、無双しちゃうところも
あるんだけど、非常にそこまでの小さなことからコツコツとがよくできている。
真面目です。N○Kでやれです。
見どころ②
「作りこまれた世界観」
異世界に行ってやることといえば、
モンスターと戦ったりだとか・・・
まあそんな感じのゲーム世界を冒険しているような感じ
になりがちではありますが・・・
この作品、異世界にいって本を作るという
あまり派手なことしないというか。
地味も地味。地味地味なことをするのですが、
そこのドラマチックにして、地味地味にさせない
仕掛けがあります。
さきほども言った、羊皮紙から植物紙への技術革新、
紙が量産できることによる文明に与える影響みたいなところですとか、
上流階級、貴族が本を独占している知識の独占みたいな構造なんかが、
本が持っている力の強大さをものがっているところとか、
現実の歴史的な背景を振り返ると同じようなことがあったに
違いないと思える壮大なスペクタルを秘めているように感じられます。
本ってすげぇなと思わせるまさに本好きが考える
エンタテイメントになっているのです。
余談
余談すぎますが、
物語が進むと、階級社会の中でのぎすぎすがありますが、
唯一の理解者、神官長・フェルディナンドがよいキャラをしています。
フォン・エーギルではありませんよ。
彼はフェルディナン「ト」です。
次回予告
次回は、最近、見終えた
「 ヒーラー・ガール 」
を紹介いたします。
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