今見てる世界から飛び出す | フラメンコ舞踊家 森山みえのブログ

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JR総武線『小岩駅』から徒歩3分。
東京都内ですが隣駅は千葉県という東京の東側でフラメンコ教室を運営しています。

舞台に対する想い、そして舞台に繋がる教室での日々のこと、私の日常をブログにつづります。



ご報告



先日のライブの後、主催のマヌエルから出演者に、

「また同じメンバーでライブやろう!」

と話がありました。


森田さんはまだ出演の可否が保留のようですが、それ以外のメンバーは即快諾!

ということで

2025年1月24日(金)アルハムブラ

に出演させていただくこととなりました。


先日のライブは、舞台が見えない立ち見席も埋まった上に、キャンセル待ちが4組も入り、ご予約をお受けできなかった方も多くいらっしゃいました。

また次もそうなる可能性大!


前回見逃した方も、次は是非見にいらしてください。


啓示


ちょっと前に庸子先生にお会いした時に、

「先生だからって、自分の学びを止めたらダメよ。常に学び続けなさい。

教室で先生、先生と持ち上げられて、天狗になってダメになっていった人を何人も見てきたわ。

そうなっちゃダメよ!」

と言われました。

庸子先生は、いつもそう私におっしゃいます。

『ダメになる』の定義は、私と庸子先生とでは若干違うような気もしますが、今より厳しい時代を生き抜いてきた先生の棲む世界は今も厳しいです。


「いや、センセー、私、そろそろ引退を考えてるんですけど😅💦」

と言ったら、

「何を言ってるの!まだまだよ!」

と言われました。


そして、先日のライブの打ち上げではエミリオに、

「教室の中にだけにいないで、セラード(人見知り)になってないで、外に出なさい。それは勉強になるし、できることを増やしていきなさい」

と説教されました。

「ベニにも言ってるんだ、同じことを」

とも言ってました。


先生やってて、生徒を出す舞台を作ってると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

それもあり、あまり外に出ていきませんでした。


…というのは半分本当、半分建前。



なんというか、億劫でした。



でも、先日のライブは、なんというか、少し目が覚めました。


今までやってたことを深めることで、今までの枠から出たいなって思いました。

なんか、禅問答みたいですが。



庸子先生、エミリオの言う通りです。



既にあるものを深めること

既にあるもので足るを知ること


それはとても大事。



それと、今あるところから出て行かずに挑戦しないことは別。


今までと同じことやってるのって、楽だからね。

大変な舞踊団公演だって、何回もやってれば慣れてくる。




庸子先生、エミリオはそれを諌めてくださったんだと思います。


挑戦しなさいって。





フラメンコの枠を外すこともやりたいけど、せっかくフラメンコという舞踊に出会えたのだから、がっぷり四つでフラメンコに向き合いたい。


なんのかんの言って、私はプーロフラメンコが好き。

あまりに遠い目標過ぎて、それを目指す気力が失せてしまいがちだけど、でも、ダメね。

自分の気持ちを誤魔化したり、嘘を付くのは一番ダメ。


イソップ物語のキツネと葡萄の話。


キツネは、木の高いところに成っている葡萄を、すごく欲しくて、手に取りたくて、食べたくて…。

でもキツネの背丈では届かない葡萄。

キツネはこう言います。

「別に欲しくない。まずそうだもの」

って。


本当に欲しいものを欲しいと言うことは難しい。

手に入らないと思えるものは、

「別に」

と言ってしまいたくなる。

でも、手を伸ばしてみようと思います。


もう、普通に考えれば引退を考えるような頃にも関わらず、

「学びなさい」

と言ってくださる方のいるって有り難いです。


スタジオに行ってレッスンを受けるだけが学びじゃない。

既にあるものをどう役立てていくかを、失敗しながら実践していくことも学び。



余談ですが、マリアに


「今年は、タラントのクラスだけにするわ」

と伝えたら、

「ブレリアのクラスは続けた方がいい。

ヘレスのブレリアだけでなく、ウトレラ、レブリハ、カディス、プラスエラ、色々なブレリアを研究するクラスだから、きっと役に立つ」

と説明され、やっぱり受講することにしました。

振付だけのクラスなら止めたけど、そういうのなら楽しそう。



学べ!

学び続けろ!


アウトプットしつつ

インプットも怠るな!


と色々な人の口を使い、私の守護霊が必死に私に伝えてきてるようです。

私の守護霊はスパルタです。