うちには元々は近所を徘徊していた元野良の猫ちゃんが2匹おります。
その2匹が同時に具合が悪くなり、生きた心地のしない数日を過ごしていました。
今のところ、何とか峠は越えました。
少しだけホッとしました。
2018年の冬、飢えと寒さで死にそうになってたトラちゃんを保護しました。
数日入院をし、治療を受ける程だったので、あと1日遅かったら死んでたと言われました。
2019年の冬には、何故か私を見掛けるとダッシュで駆け寄ってくるようになってたみーちゃんを保護しました。
みーちゃんは人懐っこかったので、変質者にいたずらされる心配があったのと、足が弱く、おっきなオス猫にご飯を奪われているシーンをしばし見かけていたので、保護しないとこの子はいずれ衰弱死しちゃうと思って家に入れました。
そのみーちゃんは約1年3ヶ月前、
「もうあまり長くないかもよ」
と言われました。
猫によくある病気の腎臓の数値が悪く、腎不全を起こしてました。
トラちゃんもなのですが、みーちゃんの方が進行しててました。
保護したのは4年半前ですが、腎臓の値や歯、毛並みからして、結構な年齢なんじゃないかと獣医さんは推測してました。
人懐っこいみーちゃん。
本気の野良のトラちゃんとは明らかに違い、かなり人慣れしてます。
「きっと、どこかで人間に飼われてた。
でも、捨てられちゃった…」
そのトラちゃん、みーちゃんが、ここ数日、突然ご飯を食べなくなりました。
様子を見てたのですが、ちょっとやばいと思って金曜日にみーちゃんを、土曜日にトラちゃんを動物病院に連れていきました。
みーちゃん、腎臓の値も悪化してて、このままご飯を食べなければ、あと1ー2週間の命と言われました。
すっかり痩せちゃったみーちゃん。
覚悟はしてたのですが、ショックで、悲しくて…。
何もする気力はなく、猫のことしか考えられなくて…。
その翌日(昨日)、トラちゃんを病院に連れていきました。
トラちゃんは💩が出なくなってしまいがち。
これも腎臓の悪さ故。
可哀想なのですが、獣医さんが肛門に指を入れ、💩を掻き出してくださいました。
トラちゃんも苦しい。
最初は雄叫びを上げてましたが、段々とぐったりしていきました。
今日もぐったり。
可哀想で、代わってあげれたらと思いながら処置を見ていました。
今日は、両方とも私のところに自力でやってきて、甘えたりはできます。
自力でベットに上がってこれました。
(猫用の階段を使ってですけど)
ガリガリに痩せてしまって、他所の人から見たら可愛くないかもしれないですが、私にとっては愛おしくて愛おしくて。
まだ生きる力は残ってる。
動物病院には何人かの先生がいて、一昨日みーちゃんを診てくれた先生は院長先生で、昨日トラちゃんを診てくれた先生は別の方でした。
昨日の先生は、ちょっと気さくで話しかけやすい。
「昨日、みーちゃんの余命宣告をされちゃって…(しんみり)」
って話を昨日の先生に話しました。
実は、仕事の世界以外では、私も人懐っこい。
あちこちで、それほど知らない人とでもおしゃべりできちゃったりします。
そうしたら、先生、みーちゃんのデータも見てくれて、
「腎臓の値は確かに悪いけど、末期って程の値じゃないよ。
中期だよ」
とのこと。
素人には、ほにゃららの値が6.4とか言われても分かりませんが、専門家が見れば分かる。
「え、そうなんですか」
と驚く私。
「あ、このままご飯を食べないと死んじゃうよって意味だったんですかね?!」
と思い当たった私。
「子猫用の高カロリーの食事を与えて、それに食欲増進剤を混ぜたらいいよ。
食べれば、まだ大丈夫だよ」
とお薬を処方してくれた先生。
「(セカンドオピニオンって大事だなぁ)」
としみじみ思った私。
あと、素人相手に言葉足らずはダメだよ…とも思ったりしました(^-^;
接客業ではないけど、でも、人と対面する仕事の人にとっては、話し掛けやすく、言葉足らずではないって大事な要素だと思った。
すぐさま、子猫用のミルクを買ってきて、それにお薬を混ぜて与えたら、飲みました!
お食事チュールも半分くらい舐めました!
光明が見えた!
まだ大丈夫だ!
いつか魂は肉体を離れ、天国に帰っていく。
みーちゃんも、トラちゃんも、ママ(私)も天国に帰っていく。
だから、また、そこで会えるよ。
永遠のお別れじゃないよ。
でも肉体を持っているうちしか、なでなでしてあげれないし、抱き締め合えない。
もうしばらくこうしてたいから、まだ逝かないで。
肉体を持ってるからこそ、美味しいものも食べれるんだから、食べよう、みーちゃん、トラちゃん。
生きてこそだ。
ということで、峠は越えたものの、心配なみーちゃん。
死に至る程ではないけど、苦しんでるトラちゃん。
いっぱい愛してあげたいと思います。
で、今日はプリメラの仲間たちに生徒さんが出演します。
とって付けたようで、すみません(^-^;
皆、言葉をしゃべれる大人だし、死にはしないから安心(≧▽≦)
アシスタントの梓先生が、代わりに指揮を取ってくれて、本当に助かってます。
千人力。
梓ちゃん、ありがとう( ;∀;)
ソロの史子ちゃんも、「先生抜きでエンサージョ大丈夫!」って言ってくれてます。
頼もしい( ;∀;)
ということで、これからスタジオにエンサージョに行ってきます!
長くこの肉体を使っていると、あっちこっちが痛くなり、不具合もでてくる。
でも、肉体を持ってるうちでしかできないことはある。
踊れるうちは踊っておこう。