舞踊団公演ができるまで。最初の一歩は『夢を語る』 | フラメンコ舞踊家 森山みえのブログ

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東京都内ですが隣駅は千葉県という東京の東側でフラメンコ教室を運営しています。

舞台に対する想い、そして舞台に繋がる教室での日々のこと、私の日常をブログにつづります。

 

 

 最初の一歩

 

舞踊団公演では、本番までに数多くのタスクがあり、それを一つひとつ遂行していって出来上がっていきます。

では、一番最初のタスクって何だと思いますか。

それは、
「生徒に私の夢を語る」
「私の頭の中にある、次の舞台の構想を開示する」

です。
そこから始まります。

私は構想が固まってから語るのではなく、本当に思いつきの時点から開示していきます。
それがどんどん変わって行く様も生徒に見せていきます。

実は一昨日、生徒に次の舞台の構想を開示しました。


私が早めに考えていることを彼女たちに伝えることは、彼女たちに準備の時間を与えることになります。

私の話を聞き、
「次も出たい」
「次こそは出たい」
「次はパスしようかな」
って生徒は考えたりできます。

どういう内容で、どう演出していき、どんなヌメロを舞踊団メンバーには踊ってもらおうと考えているのかを伝えることで、
「それなら、次に向け、〇〇のレッスンを取っておこう」
「自主練をして、精進をしておこう」
と行動に移すモチベーションにもなります。

「資金を準備しておこう」
「舞踊団クラスに出るスケジュール調整をしておこう」
とか、そういうことも念頭に入れて、予定を空けておいたり、月々ちょっとずつ貯蓄しておくこともできるようになります。

まだ先々週の公演の後処理が終わってない現在ですが、既に次に向けてのゴングは鳴りました。

生徒たちに話をし、舞踊団メンバーを募り、また次も彼女たちと一つひとつ積み上げながら作っていきます。

生徒さんで興味のある方がいたら、是非私にお知らせくださいね。

上級生じゃなきゃダメってことはないです。

やる気のある子は引き上げていきます。

約1年の時間があるので、出るとなったら練習するだろうし、「出ない」って選択をした場合より、「出る」って選択をした場合の方が、本番までには上手くなりますよ。


(写真:山本裕)