生徒さんの一人がバリーカに出演しました
先日ブログで書いた、『エスペランサに出演する生徒さん』とは別の生徒さんの一人が、バリーカに出演しました。
プロのライブではなく、セミプロ、練習生とゲストにプロの方が一人のライブだったそうです。
詳しいことは良く知らないのですが、
ちらっと、
「またチャリティーライブに出ないかと誘われたのですが、先生の振りで出ていいですか」
と言われたような気はしますが、はてさて、それは前回のことだったっけ?
あれ?
彼女、このシリーズに何度か出てるので、私、あまり気にしてなくて、よく覚えてません(^-^;
信頼して放置。ははは。
主催の野口久子さんが、うちのスタジオをレンタルして自主練に使ってくれていて、その縁で、
「誰か生徒さんで出てくれる人はいませんか」
と声を掛けて頂いたのがきっかけでした。
久子さんは、マクドナルドが主催するボランティア活動に参加しています。
このライブも『チームサンタプロジェクト』という名前が付いています。
ミュージシャン、ゲストへの支払いを抜いた収益は全て、マクドナルドのチャリティ団体に寄付されたそうです。
素晴しいですね。
配信で元気な姿を確認
当日、私は会場には行けなかったので、主催の久子さんが配信のURLを私に送ってくださいました。
配信で見た生徒さん。
久々でした。
実は、彼女、今年に入ってから諸事情があって、教室に通ってきていません。
でも、ロッカーも解約せず、籍も残ってます。
フラメンコには心が残ってる。
教室にも心が残ってる。
でも、通ってこれない。
人生、色々。
そういう時もあるさ。
そんな風に私は思います。
動画で見た彼女は、1年前の発表会と舞踊団公演で踊った曲・振付を踊ってました。
フラメンコに向き合えないこの1年、新しい曲・振付が増えないので、以前仕上げたのを踊っているのだと思います。
それでいい。
あれもこれも習っても、ちゃんと踊れない振付ばかり増えてくってのより、一つでもちゃんと踊れるものがあった方がいい。
正に、これ!
踊り慣れたガロティンは、程良く力が抜けて、優雅に踊っていて、1年前より良くなってました。
既にある
苦境においても、既に自分の手の内にあるもので、やり繰りできることはある。
好きだから、完全に離れることができない。
でも、本腰を入れてやれない。
そんな時に、All or Nothingを選択するのではなく、今、やれることをやってればいい。
自宅近くで自由になる隙を見つけ、自主練し、以前猛特訓して仕上げた振付でライブに出る。
そんな感じででも、フラメンコと繋がってられたら、救われることもある。
フラメンコを愛する心が、闇夜における一縷の望みとなる。
私の元に通ってこれなくなっても、ライブとかでちょこっとフラメンコを踊れたら幸せだろうなって思ってます。
だから、生徒が先生の引率がなくても一人でライブに出れるように仕込んでいます。
彼女に対してだけでなく、皆に対して。
グレーでいい
今日、レッスンに来た別の生徒さんと、レッスン後に似たような話をしてました。
彼女もここ1年、色々な事情があるらしく、月に1度レッスンに来れば御の字って感じでいます。
先月までは数ヶ月、全然レッスンにも来れませんでした。
今彼女は、単発レッスンということで、その都度レッスン料を支払うシステムを選択しています。
「普通なら、レッスンを取れなくてもレッスン料を納めるとか、休会費を払うとか、一旦退会しないとダメなのに、単発レッスン料だけで籍を置いておけるなんて…、何か申し訳ないです」
みたいなことを言ってました。
申し訳無くないよ。
来れない時は仕方ないって思ってます。
仕事、妊娠、出産、育児、介護、学業、なんやかんや。
All or Nothing
白か黒
どっちでもなく、グレーゾーンというのがある。
今は通ってこれない。
今は本腰を入れられない。
でも、好き!
辞めたくない。
いつか、状況が許した時に、また頑張りたい!
そんな想いは、『白か黒』の世界に生きてたら、行き場を失う。
グレーでいいんだよ。
実は、こんな感じで、
「身内に不幸があったので1ヶ月休みます」
「転職したばっかなので、しばらく休みます」
「骨折したので、しばらく休みます」
「ほにゃららなので、来週は休みます」
と自由に休む生徒さんがいっぱいいます。
お休みの間もロッカー代だけは頂いてますが、レッスン料や休会料はいただいてません。
「先生、そんな生徒がいっぱいいて、経営は大変じゃないですか?」
と聞かれます。
大丈夫です。
てか、皆さん、薄々気付いていると思いますが、私、経営とかビジネスとか不得手じゃない。
その辺は上手くやってます。
人を使わず一人でやるとか、空き時間にスタジオを貸すとか、固定費を抑えるとかして、赤字で運営してません。
だから、生徒さんは気にしないで大丈夫です。
楽しくないならやらない方がいい
できない時はできない。
無理なものは無理。
他のことで気持ちがいっぱいで余裕がない。
そんな時に、楽しむ為の趣味を仕事のように義務感でやったって、全然楽しくないでしょ。
ケ・セラ・セラ です。
私は何とかなってます。
というより、むしろ幸せに生きてます。
久々に画面上で見た生徒さんは、生き生きと楽しそうに踊っていました。
それでいい。
それがいい。
素敵な踊りでした。
見ていて微笑みを誘われました。
人生、大変な時もあるけど、それはずっとは続かない。
いつか上向く。
その時になったら、また思う存分、踊り狂ってください。
彼女だけじゃなく、他の皆さんも。
2024年1月28日(日)はサラ・アンダルーサでソロの発表会
2024年5月12日(日)は舞踊団公演『シンデレラ・コンプレックス』
生徒さん、随時募集してます!
プロを目指す方、
舞踊団公演に出てみたい方、
趣味だけど、ソロを踊れるようになりたい方、
無理なく、緩々と踊っていたい方、
老若男女問わず、歓迎いたします!
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