好きをつらぬく…には?
7月9日『のん PURSUE TOUR -最強なんだ!!!』東京公演へ行った。
7月13日、のんちゃんのお誕生日を挟んで、9日に東京Zeep羽田、17日は大阪梅田クラブクアトロで公演の日程だ。
前回行ったライブは、2021年12月25日、閉鎖直前のZeepTokyoだった。
今回開催されたライブ会場、Zepp Hanedaは、羽田空港のすぐとなり。
開場前のグッズ販売や、入場の列に並んでいると、真上をジェット旅客機が離陸してゆく。
遥か空にボーイング…♪
ではない、目の前だ
滑走路は見えないけれど、轟音とともに姿を現すジェット機は、すぐ建物の影に隠れる。
「ああ、これは〝のん〟だな…」
と、思った。
そうこうしているうちに開場だ。
ホワイエには、のんちゃんへ贈るメッセージカードを貼るボードがあったので、記入して貼った。
何て書いたかはヒミツ🙊💦
隣に飾られた NON PURSUE のポスターを撮影する。
この10年は、運命だろうか?
このフレーズの意味はとても深いと思うが、自分自身にとって、この10年は、まちがいなく運命的であった。
もしものんファンでなかったとしたら、今の自分はもっと違った考え方を持っていたかもしれないが、それは今となっては考えられない。
自分だけの感想かもしれないが、のん(能年玲奈)という人は、とても影響力を持つ人だ。
さて、オープニングは、強烈な光のシャワー!!
2021年X-MASライブのオープニングでは、のんザウルス🦖登場!の音圧で驚かされたが、ステージの青白い光を遮る観客のシルエットがくっきり浮かびあがる。
まるで『未知との遭遇』のラストで、UFOのハッチが開いたシーンを思わせる。
とすると、ステージの四人は、宇宙人か、それともUFOに連れ去られ、時間が止まった人々か?
怒濤のような新曲たちを
生で聴く。観る。
Beautiful Stars
この日々よ歌になれ
荒野に立つ
太陽のように弾ける明るさと、そこからは、推し量れない月の裏のような内面が、いずれも〝最強〟全開で、押し寄せて来る。
特に『荒野に立つ』は、曲が始まると、条件反射的に泣けてくる。
好きをつらぬくには
どうすればいいの?
ところで、あまちゃん再放送を視ながら、いろいろと妄想を重ねているのだが、その理由のひとつとして、天野アキが「好きなこと」を次々と実現してゆく秘訣を解明したいからかもしれない。
それは、のんちゃんが掲げる「好きをつらぬく」というイメージと共通する。
ドラマから現実に視点を派生して、この生きづらい社会の中で、何を考え、どう行動すれば「好き」がうまくいくのだろうか?と考える。
アキとユイの性格を、スキゾとパラノにあてはめるところから始めたのだが、彼女らは決して生まれつきの性格によってではなく、置かれた環境などが影響しているのかもしれない。
しかし人間が環境によって支配されてしまう存在ならば、個人の独自性や自由は、ないことになってしまうだろう。
ところが自分を縛る環境から、必死に抜け出そうとする春子やユイの願いはままならず、ひたすら運命に翻弄されているかのようなアキが、自由に北三陸と東京を行ったり来たりして、「好き」を謳歌しているように見えるのは皮肉だ。
それがこのドラマの面白さでもある。
「私の嫌いなものばかり、好きにならないでよ!」
という春子の言葉を言い換えれば「なんで私にできなかったことが、そんなに簡単にできちゃうのよ?」となるだろう。
アキにあって、春子やユイに足りなかったものは何か?
そこに「好き」を手に入れるヒントがありそうなのだ。
のんちゃん、お誕生日🎂
おめでとうございます🎉