北海道のある地方に伝わる「黄泉の森」の怪物、ヨモツイクサの言い伝え


決して黄泉の森に近づいてはいけない



森を開発しようとした会社の作業員たちが全員消えてしまう事件がおこる

小屋は荒らされ、大量の血痕や内臓を残して


間違いなくヒグマの仕業だと、猟師を集め捜索が始まる



医師の茜は、7年前に黄泉の森の近くの実家から、両親と姉が忽然と姿を消した失踪事件の手がかりを探していた


作業員達の失踪となにか関係があるのでは……と、茜も捜索に加わるのですが……



恐ろしいヒグマさえ、簡単に倒してしまうなにかが森にはいる……


ヨモツイクサ……



著者はお医者さんなんですね


寄生のことや遺伝子のこと、後半のヨモツイクサの習性みたいなところなんかは、ちょっと説明すぎて難しかったですが、それでもハラハラどうなる?と一気読みでした


そして、あのひとこと!!


衝撃でしたね~




以前テレビで見た、カタツムリに寄生して、鳥に食べられるためにカタツムリの行動を操ってしまう虫のことを思い出しました



ゾッとします