やっと読み終わった………


なかなか読み進められず、他に軽いミステリーなども読みながらですが、図書館の返却期限ギリギリで、2週間かかって読み終えました


黄美子さんが、若い女性を監禁暴行したというニュースを見て、花は、二十年前に、黄美子さんと暮らした日々のことを思い出します


スナック勤めで、たまに花を残していなくなることもあった花の母。

いなくなった母の代わりに、幼い花と一緒にいてくれた黄美子さんは、掴みどころのない不思議な存在で、花にとっては憧れだった



家を出た花が18歳で黄美子さんと再会し一緒に暮らした日々

蘭と桃子という仲間も加わり4人での生活


4人の生活を守ることに必死な花と、のんきすぎる3人……


花の思いが苦しくて、蘭と桃子はもう本当に嫌いで、それでなかなか読み進めなかったんです



う〜ん……


寂しかった花が絶対に守りたかったもの……というのはわからないでもないけど、しかもまだ十代だったし


蘭も桃子もだけど、浅はか過ぎるなあと、歯がゆい思いばっかりでした


貧困とか教育格差とか……そんな単純でもないか……


やりきれなさが残る作品でした