今日は娘の部活の大会。


朝から雨と雷で何度も中断。


いつ帰れるか……と、ひとり本を読んでおります。




お馴染み  銀色夏生さん。

子どもたちが自立して、銀色さんは宮崎のおうちで畑仕事をしながら暮らしてらっしゃる。

劇的な幸せや苦しみはないけれど、点のような、確かな幸せポイントやら気がかりみたいな感じを、しっかり確認しながら生活してるかんじ。

さく君がたまに遊びに来て、帰った後のちょっとした寂しさやら、「ああ、発酵ジュースを飲ませてあげればよかった😭」みたいな 些細な後悔を、いつまでもしてるところとか、すごくわかって、微笑ましくも少しせつない……

気がかりだったことが解決したときの爽快感とか、チェーンソーを買う!と決めてからのワクワク感とか、生活ってそういうことだよね、と、共感することの多い巻でした。

あとがきで、とてもとても刺さったところ。

これから、年をとって体が動かせなくなって、人からなすがままにされたりすることがふえるようになるかもしれない……
その時に、支えになるのは、人間の持つ品、品格、優雅さ、ではないだろうか。
老いても、ゆったりとした動きや落ち着いたものごしでスッとした印象を持つ人でありたい……という。

ほんとにそんなふうに思っていたところなので、心にぐっときたのです。

人としての品格

ほんとにそれ!


作りたい本のアイデアがいろいろわいてきたと書いてあったので、すごく嬉しい😊