韓国ドラマ「予期せぬ相続者」

 

 

 

 

 

 

 

全国成績上位0.1%の頭脳の持ち主の高校生ハン・テオ(イ・ジェウク)は長年に渡って継父の暴力を受けていましたが、継父を刑務所に入れ、母の故郷で一人で暮らし始めました。

転校先では財閥カンオグループ会長のカン・ジュンモ(チェ・ジノ)の婚外子カン・イナ(イ・ジュニョン)が贅沢で自由奔放に暮らしながらもカンオグループ会長の父、継母、兄達には認められず、世には出れない身分でいました。

 

初めこそ反発しあいますが類まれな頭脳と理性持つテオはイナをカンオグループの頂点の座に就かせ、自分も上り詰めようと野心を燃やし、婚外子のためにカンオグループの息子として世に出られない扱いを受けて来たイナもテオを使用してトップの座に座ろうと長期の計画に入る事とになります。

 

2人は韓国大学に進学し、目標に向かって準備を進める二人の前に、テオと同じく親に恵まれず、貧困の暮らしをしているナ・ヘウォン(ホン・スジュ)も計画に乗る事にしました。

 

 

 

 

 

 

2024年放送  全12話

 

 

 

韓国題「로얄로더(ロイヤルローダー)」

日本題「予期せぬ相続者」

英語題「The Impossible Heir」

 

 

「Royal Roader」って「王道を歩む者」みたいな訳になりますが、英語題だと「The Impossible Heir」で「不可能な相続者」になるんですけど・・・

 

 

日本題が「予期せぬ相続者」で、微妙にみんな意味合いが違ってきますね。

 

 

私は直ぐに相続者が予期出来ましたけどね。

 

意外性が無い相続者でした。

 

 

どのタイトルもピンと来ないわ。。

 

 

 

 

イ・ジェゥクと今、人気のイ・ジュニョンを組ませればヒットすると思ったかな?って思いましたけど。。

 

進み方と回収と説明が不足過ぎる。。

 

 

 

 

 

環境こそ違うけど、お互いに満たされない境遇でいた高校生の2人。

全くの相反する性格なのに今の境遇から脱出し、いつかはトップを目指すのが目標で繋がった2人。

 

利害関係で繋がった2人なので、友情が芽生えたのか?って思ったけど、大学の時に出会った、これまた不遇な環境にいて野心で燃えるナ・ヘウォン(ホン・スジョ)が絡んできた事によって微妙に二人の気持ちが変化していきます。

 

 

って、女が存在するだけで、高校からの強く持っていたトップを貰うって目標が揺れちゃうのか?

 

それほど強い存在とは思えないな。ホン・スジョさん。。

 

何か弱々しくて、薄い感じに思うけど。

2人の仲に入り込んで崩すほどのイメージが無いので、ちょい彼女に入り込めなかったな。

 

他のパワーを感じる女優さんが良かった気が・・・

 

 

 

 

ハン・テオが何故に財閥カンオグループ会長の息子とは言え、婚外子で父親や義母たちと暮らす事も許されず、お金だけはあるけど田舎の町に追い払われた生活を送っている、要するにカンオグループには必要とされていないカン・イナに自分の人生を賭けようと思ったんだろ?

 

 

それでもお金持ちの息子だからってだけでイナに掛けたんだろか?

もしかしたら一生、イナは浮き上がって来れないかもなのにな。

 

 

テオは少しはイナに友情のような信頼感を持っていたようだけど、イナは元々はそんなに素直にテオに従うタイプじゃ無かったのは高校の時に分かっていたのに。

 

直ぐに邪魔な存在になるとテオをあっさりと切る男だよ。イナはさ~

 

 

 

 

前半は流れが良くて面白いかも?って見始めたけど、大学生になり、やがてカンオグループに社員として入社してから、流れが遅くなって12話が長く感じました。

 

 

 

カンオグループの会長一家もイヌ以外でも複雑な家族構成で長男は前妻の息子、次男、末っ子の娘は後妻の子供、そしてイナは婚外子。

 

 

 

複雑だけど会長のカン・ジュンモは誰一人愛していなくて、大切に思っていなくて、全て会社を守る人材としてしか見てないのが冷酷だよね~

 

褒める時は会社に貢献した時だけ。

 

 

都合の悪い事をするバカ長男は全く期待されず、犯罪まで犯しているのに会社に影響があると事件をもみ消す。

 

全く子供たちを信用してないので、子供たちも父親の期待に応えようとしてるけど報われなくて、ますますバカなだけ人間になっていくのを気が付かない父親。

 

 

 

徹底した冷酷な人間だけど、何故か割にすんなりとテオを信頼したのは何故?

 

確かにテオは優れた頭脳で会社の被る損害やスキャンダルをもみ消していくけど、テオが野心を抱いているのも気が付いているはずなのに、息子にすら向けない笑顔をテオには向けるから、途中で隠し子?って思ったよ。

 

 

 

先見の明はあるし、問題の対処はスマートだけど、あの会長がそこまで信じてしまうテオに何を感じ取ったのかな?

 

 

色んな登場人物の心情があんまり描いてないままで進むので良く分からない事が多いですわ。


 

 

カンオグループ会長のカン・ジュンモ役のチェ・ジノ氏

こんな感じの役が多いよね。

 

たまにはおバカな田舎のおっさんみたいな役をやったら良いのに・・・

 

でも、悪役のイメージが強くて、どんなに良い人でも何か裏があるぞって思ってしまいそう^^

 

 

 

ジュンモの娘で、カン家の末っ子ヒジュ(チェ・ヒジン)も相当なお姫様病でテオにはっきりと断られているのに「結婚する」って聞く耳持たないし。テオが自分の物になるって決めつけてるし。

 

あの子もめんどくさいわ。。

 

 

 

婚外子とはいえ、本当にあの頭の悪い、胸くそが悪い一家の血を引いているからイナも本質は相当な悪。

 

でも最後のイナの自殺で終わりは納得いかんな~

 

てか、あんなんで自殺できるんだ?

 

 

 

始めは傲慢で意地悪とはいえ、たまに見せる笑顔に「やはり、爽やかなイケメン」イ・ジュニョンって思ったけど、今回も悪役で最後の方はイケメン度ゼロになって。。

 

悪役ばかりしてると悪い眼つきにが癖になっちゃうよ。。

 

 

 

イ・ジェウクは立ち姿が綺麗で、いかにも優秀な秘書って感じに見えました。

 

 

が、2人とも、高校生には見えないわ。どんなに前髪を下ろしても若くは見えないな。。

 


 

いきなり出て来て大活躍の北朝鮮出身のハッカーはどうやって知り合ったのかな?

 

で、その後、どうなったんだろ?

 

 

あんなに息子を会長の座に据えようと思っていた母親は最後にはあっさりと諦めたし、その次男もテオに会長の座を譲ったし、笑顔で接してるし、どんな心境の変化?

 

 

そんな疑問を沢山残しつつ終わったのでイマイチな感じでした。