韓国映画「警官の血」
出処不明の多額な後援金を受け、裏社会とも精通し、違法捜査を繰り返し、検挙率が高い広域捜査隊のエース刑事パク・ガンユン(チョ・ジヌン)はある日、警官殺害事件の黒幕として浮上しました。
警官の父が殉職した過去を持つ新人刑事チェ・ミンジェ(チェ・ウシク)は刑事パク・ガンユンの内偵調査を密かに命じられ、ガンユンの元に送り込まれました。
新種の麻薬を捜査する一方で情報を得るための捜査費が足りず、ガンユンは違法に資金を調達し、犯人逮捕のためなら仕方ないと違法捜査を繰り返します。
ミンジェはガンユンと行動を共にしながら、犯人逮捕、警察内部の秘密組織、不正行為を知っていくうちに警察官としての正義とは何かと悩みます。
2022年制作 119分
韓国題「경관의 피(警官の血)」
日本題「警官の血」
佐々木譲の「The Policeman’s Lineage」警察小説を韓国で映画化し、警察組織の闇を描いたクライムサスペンス。
だそうですが、小説を読んでないので分かりませんが、原作の小説では3代に渡って警察官一家のお話のようですが。
こちらの映画ではさすがに3代に渡ってのお話は時間的に無理なので、警官の父が殉職した息子が警察官になって警察の裏側を探っていくうちに父親も姿も分かって来るって感じになってました。
ま、正直、よく分かりませんでした。。
ウシクが出ているから観たよって感じですかね。
ドラマにしたら良かった気がしますけど。
日本ではドラマ化されたようですけど、こちらも観てないわ。。。
出所不明な多額な現金。そんな怪しいお金を捜査費に使って、違法な捜査を無理やりにするガンユン。
高級住宅に住み、高額な時計や洋服や車を持ち、ミンジェにも捜査の時に必要だからと高い洋服とか時計を与えて、潜入捜査に乗り込んでいくガンユンに内偵が入るに決まってるじゃん。
公務員の警官の所得なんて知れてるんだから。
そんな事も分からなくなっているガンユンは、初めは確かに捜査に必要なお金が警察から出なくて犯人逮捕が出来ない事に困った末の裏金の得るようになっただろうけど。
実績として、エースと言われた身として犯人検挙率はあげたいし、警察からお金は出ないし、当然、悪人は排除したいし、ジレンマを感じつつ、そんな違法な事でお金を得て、捜査だけではなく、自らの私腹も肥やすようになり、何だか暴力団と違わない感じになってしまったようで。
って、思ったら私腹は肥やしていない、あくまでも悪人逮捕のために動いていると分かり、余計にガンユンの捜査方法が分からなくなって、途中で何度も寝ちゃいまいた。
難しすぎて良く分かりませんでしたよ。
何が正しいのか、正義なのか、悪いって何?って思うし。
新人刑事のミンジェは盗撮や盗聴して探っていくうちに感化されたのか、しょうがないと思ったのか、分かりませんが、裏にもっと大きな組織があるって気が付いてからミンジェも変わってきましたね。
正義を守るためには真っ向からの正義では勝てないのか。
正義とは?
警察官とは?
手段を選ばず、犯人を捕まえるのが警察官の正義なのか?
ガンユンはミンジェに違法なのを隠す事すらしなくなり、逆に必要なんだと言い続け。
ミンジェが犯罪ギリギリの行動をするガンユンから真向に言われれば、その圧倒的感に「それが正しいのかも?」って感化されていくのは分かる気がしますね。
カリスマってこんな感じかな?
ウシクが頼りないけどやる時はやりますよってファイティンなアクションをするのがカッコ良かったです。
弱々しいウシクを連想してましたけど、アクションがカッコ良かったです。
正直、これ以上、感想を語れない理解力の無い私。
ドラマにして細かい部分を描いて下さい。