韓国ドラマ「百人力執事 ~願い、かなえます~」

 

 

 

 

 

 

 

 

公務員を目指していたペク・ドンジュ(ヘリ)は大学病院葬儀場の葬祭ディレクターになった事でドンジュが死者に触れると使者と会話できる不思議な能力を発見してしまいました。
ドンジュの叔父である神父ミカエル役(オ・デファン)に秘密を打ち明けると、21人の死者の最後の願いを叶えてみようと説得されてしまいまいました。

 

 

キム・テヒ(イ・ジュニョン)は弟の事故死をきっけかに医師の仕事を辞め、叔父のヴィンセント(イ・ギュハン)と共に一仕事100ウォンからどんな依頼でも受ける便利屋「百人力(イルダンペク)」を立ち上げました。

 

 

ある日、「百人力」に恋人と別れたい男が自分の代わりに恋人に会って別れを使えて欲しい。「葬祭ディレクターをしていて死者を触る君の手を握るのが嫌だ」と伝えて欲しいと依頼されます。

キム・テヒはカフェで会い、伝言を使えると彼女はお金を払ってテヒの足を蹴とばして「こちらから別れてやる」と伝えて欲しいと去ってしまいます。

 

 

キム・テヒは葬儀の喪主の代行の依頼を受け、葬儀場で葬祭ディレクターのペク・ドンジュと再び出会います。

お互いに秘密を抱えながら、生きている人間の力になる便利屋のキム・テヒと死んだ人の願いを叶えるペク・ドンジュが少しづつ親しくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

2022年放送   全16話

 

 

  

韓国題「일당백집사 (イルタンペク )」

日本題「百人力執事 ~願い、かなえます~」

英語題「May I Help You」

 

 

 

            イルタンペク     チプサ

日本語タイトルが元々の「일당(百人力) 백집사(執事)」をそのまま訳したので、ちょい意味が分かりませんでした。

 

でサブタイトルに「~願い、かなえます~」を付けたので益々分からないジャンルになってしまって。。。

 

 

何でですかね~?サブタイトルを付けないと問題があるんですかね?

変なサブタイトルのお陰で、良いドラマなのに観るのを避けちゃうってのがありますけど。。。

 

 

 

死者と対面できる力を持つ葬祭ディレクター、ペク・ドンジュと、百人力の頼れる便利屋キム・テヒがそれぞれから願いを叶えるって事を踏まえてのサブタイトル??

 

 

タイトルが「百人力執事」だと余計に、なに?ってなるからなんでしょかね??

       ↑

いっそ、ココを変えれば良かったのに。。。

 

 

 

ドラマのタイトルだけで字数かなり使ってしまった💦

 

 

 

 

始めはタイトルのせいでもありますが、主人公のペク・ドンジュ役がヘリ(Girl’s Day)だったので、ラブコメだと思って観始めました。

 

 

お相手がイ・ジュンヨン

 

誰だ? 何となく見覚えがあるような、無いような・・・

アイドルか?

 

 

で、調べたらなんと元U-KISSのジュンだったと。。

 

 

2008年にデビューしたU-KISS 

当時はドンホが好きでしたが結婚しちゃいましたね。。。誰も聞いてませんよ

 

 

 

メンバーがコロコロと出たり入ったりで、事務所からも皆さん、離れてしまって消滅したと思ってましたけど、昨年にまたメンバーが集まって再デビューしたみたいですね。

 

そこにはイ・ジュンヨンはいませんが。。

 

 

 

意外と若い1997年生まれのイ・ジュンヨン

 

 

わたし的には正直、イケメンなのか、違うのか分かりませんわ。

圧倒的イケメンではなくて庶民的?イケメンだわね。

 

何本か出演しているドラマを観てましたけど記憶なしでございます。

わたしにはヒットしなかったようですね。。。^^

 

 

 

 

ま、とにかくヘリが出てたし、タイトルからしてドタバタラブコメだと信じ込んで観はじめましたよ。

 

始めは確かにドタバタしておりました。

 

ペク・ドンジュ(ヘリ)の叔父の神父ミカエル(オ・デファン)とキム・テヒの叔父のヴィンセント(イ・ギュハン)が出た瞬間にラブコメ想像しますもん。

 

 

 

ラブ要素はありますし、2人の叔父達が色んな手を使ってさりげなく二人を応援するってのを見てるのもホッコリしますし。

 

 

 

ドンジュの父、ペク・ダルシク(パク・スヨン)が早くに妻を亡くし、鞄工場でミシンを掛けながら一人でドンジュを愛情たっぷりに育てあげて、母親がいなくても明るく、心優しい娘に成長しました。

 


 

神様が決めた21人の願いを聞いてあげるドンジュ。

一人、一人と天国へ送り出していきます。

 


何度も叔父の神父ミカエルは古い新聞の切り抜きを取り出して見てますが、大きな火災現場で21人が亡くなったと。

 

 

その火災で自分が助かる事を優先にしないで他の人を助けてあげた人々21人が亡くなった時にドンジュが対面して願いを聞いて送り出すって事みたいですが、火災で亡くなった21人と、人の事を考えた心優しい助かった21人との数字の関連性がイマイチ分かりませんわ。

 

 

キリスト教に関係アリ?

 

その辺の説明があまりなくて、何度も意味ありげに神父ミカエルが切り抜きをチラ見せしておりますけど。

 

 

最後の方に火災の時に心優しい21人の様子が描かれていていますが。

その中に幼いキム・テヒが燃え盛る室内で取り残されているのを、まだお腹の中にドンジュがいるドンジュの母がテヒを助けるシーンがあり、ここから二人は繋がっていたと。

 

ま、その辺は詳しく描かないでも気にしないでおこうっと。← 理解するのを諦めた

 

 

 

2人と愉快な叔父達は置いといて。

 

 

最後まで優しくて穏やかな役だったドンジュが働く、呉州大学病院葬儀場チーム長のイム・イルソプ(テ・インホ)

 

良い上司でしたね。

 

テ・インホ氏、他のドラマでは結構、悪い人役が多いのですけど、このドラマではドンジュの事を気遣ってくれる良い上司でした。

 

 

 

 

そして、そして、ずっと気になっていたソウル奉水警察署奉水地区の警察官ソ・ヘアン巡警(ソン・ドクホ)

 

 

訛りの強いソ・ヘアン巡警がドンジュを好きになって、ついには「白人力ハウス」の1室に住んでしまいまして。

 

「百人力」の人達とも仲良くなって楽しそうに生活していましたけど。。。

 

 

 

ソ・ヘアン役のソン・ドクホは「LINK:ふたりのシンパシー」「未成年裁判」「ホテルデルーナ」などなど数々のドラマに出ておりますが、いつも悪人役なんですよね。

 

ソ・ヘアンは今回は優しくて、良い人役なのね。。ついに来たか。。良かったね。。。

 

って、油断させておいて結局は悪い人だったと。。。

 

裏切らないね・・・ 眼つきのせいで良い人役が来ないのかな?

 

 

 

 

で、調べていたら役者ソ・ヘアンは兵役逃れのブローカーを使って(そんなブローカーがあるんだね)てんかんの持病があると言って兵役を逃れようとしてました。

 

嘘が発覚して裁判を受けて、このドラマの後に現役入隊したようですね。

後悔の文章を残して入隊したようですけど、本当に悪だったのか・・・

 

 

ちょっと注目していただけに、とても残念です。。

 

 

除隊しても芸能界に戻って来れるかな?

 

 

 

それはさておき。

 

 

タイトルのせいで損をしているこのドラマ。

 

 

ドタバタラブコメ感もありますが、基本は亡くなった人が残していく人たちを思いやる。

残された人たちは去っていく人を思いやる。

 

 

お互いに感謝の言葉や愛情表現は、生きているうちにしておかないと死んでからでは何も出来ないってメッセージ性の強いドラマでした。

 

 

 

21人目はドンジュの父、ペク・ダルシク(パク・スヨン)でしたけど、妊婦を助けて代わりに亡くなってしまいましたが、慈愛深いドンジュの父らしい尊厳死でしたね。

 

しかし、このドンジュの父との別れのシーンだけで30分は越えてましたね。

 

長いよ。。。 分かるけど長く泣きすぎ。。

 

 



何度も泣けるシーンがありましたが、一番、泣いたのはキム・テヒでしたね^^