韓国ドラマ「マエストラ」

 

 

 

『マエストラ』公式ポスター

 

 

 

 

ニューヨークへ留学した天才ヴァイオリニストのチャ・セウム(イ・ヨンエ)は指揮官に転向し、世界で数少ない女性指揮官として高い評価を得ていました。

その後、韓国へ戻りソウルの三流「ハンガン(漢江)・フィルハーモニック・オーケストラ」の再興を試みる事になりました。

 

 

漢江フィルに突然現れたセウムは漢江フィルの改革を始め、長年コンサートマスターを務めてきて団員の信頼も厚いパク先生の代わりにブラインドテストを行い、新人で最年少団員のイ・ルナ(ファン・ボルムビョル)を抜擢し団員の反発をかいます。

 

 

セウムの夫で作曲家兼大学教授キム・ピル(キム・ヨンジェ)は団員と不倫をしていて、その彼女は妊娠までしてしまい、離婚を要求します。が、キム・ピルは成功しているセウムとの離婚を拒み、セウムの初恋の相手でUCファイナンシャルの会長ユ・ジョンジェ(イ・ムセン)はセウムに強い執着心をみせ、漢江フィルを買い取ってセウムに付きまといます。

 

 

ブラインドテスでドラッグ中毒の疑いがあるとしてセウムが2人の団員を解雇します。

解雇になった2人はクラブでドラッグ使用中に警察に現行犯逮捕され、2人がセウムからドラッグを貰ったと供述、セウムの部屋からドラッグが見つかり、セウムは逮捕されてしまいました。

セウムは証拠不十分として釈放されますが、やがてセウムに対する噂が広まり、謎の殺人事件が起こり、セウムの周辺に色んな事件が起きます。


 

 

 

 

2023年放送  全12話

 

 

韓国題「마에스트라(マエストラ)」

日本題「マエストラ」

英語題「Maestra: Strings of Truth」 

 

 

 

制作はみんな大好き、わたしも大好きな「スタジオドラゴン」です。。

 

 

 

原作はフランスのTVシリーズ「Philharmonia」(2018年)だそうです。

 

日本のドラマをリメイクされていていた時期はすぎましたかね?

フランスのドラマをリメイクとは。。。

他にもあるのかな?

 

 

 

 

主演の女性指揮官チャ・セウムを演じるのは韓流ドラマの先駆け2003年の「宮廷女官 チャングムの誓い」イ・ヨンエ様。

 

 

当時は「チャングム」か「冬ソナ」かってぐらい大人気のドラマでしたね。

 

 


2021年に出演した「調査官ク・ギョンイ」では暴れるおばさんって感じでしたが、この「マエストラ」は50代とは思えない。

 

スリムでシャープなラインのボディにエレガントな立ち姿で、顎のシャープな感じが美しいわ。

凛とした天才のマエストラでしたね。

 

 

 

秘密を隠したままオーケストラをめぐる事件の真実を探っていくミステリードラマですってよ。

 

 

 

 

始めは世界的に有名な女性指揮者が落ちぶれた3流のオーケストラを1流にして大成功ってドラマなんだ。。

 

 

って、思ったら、セウンが韓国に戻ったら、韓国に残してきた教授の夫は浮気していて、不倫相手は妊娠、子供まで宿している相手にサッサと別れを切り出すクズ旦那はセウンにすがる。

 

 

 

初めに旦那が出てきた時に「あ、この旦那は浮気してそうだ~」って思ったよね。

 

 

なんか二人の空気感が初めから変だった。。

 

 

若い頃にプロポーズを受けた時のシーンでセウムは意外と言うか、結婚まで考えてはいなかったって感じで戸惑っていたし。

 

 

久々に韓国に戻って夫と暮らせるのに家に帰らないでホテルに住み着くセウンに違和感。

 

 

 

夫は奥さんの携帯の登録名が名前でもなく、ワイフでもなく、「サンフラワー」ってさ。

他人に見られたら困る感?

 

 

それとも妻が有名人だから携帯を落とした時に誰かに有名人の奥さんの番号がバレなうための配慮?

 

もしくはロマンチスト サイコ?

 

 

 

 

って、思ったら、アメリカ時代の元彼が出てきてしつこく付きまとい下心丸見え。

 

嫌がらせを離婚するまで続けるって言うし。。

 

 

 

どちらにしてもセウンは男を見る目が無いね。

 

 

 

これは泥沼ドラマだったのか?と、思ったらドラックに侵されている団員。

次々と起こる不可解な事件に麻薬と殺人。

 

 

急にしつこい刑事が出てきて、何の証拠も掴ないのにセウンを執拗に疑うし。

なんであんなにセウンを疑ってるのか?

 

で、途中でセウンは何者かに毒を盛られていた。。

 

 

 

 

 

誰が犯人?

 

 

みんな、怪しく見えてしまって分かりません。

 

一人、一人の映し方が怪しく見えるのよ。

 

 

 

結局、犯人は最年少団員のイ・ルナ(ファン・ボルムビョル)ってさ。。。

 

 

 

途中で怪しいとは思うけど、動機が分からなくて。。。

 

動機を知っても「そこまでする?」って感じだし。

 

 

 

 

このドラマもそうだけど最近の韓国ドラマは麻薬が一般市民にまで流通している題材が多いな。

 

それだけ韓国は現実に麻薬がはびこっているって事かな?

 

 

 

 

警察ってバカなのかな?

 

鑑識が入ったのに後から行って偶然に血の付いたナイフを見つけて、分かりやすい場所にナイフが置いてあるっておかしいと思わないかな?

 

そのナイフを証拠として犯人を捜してるし。。

 

 

 

なんて思ったら本当に見つけられてなかったと。。

 

え?あんな簡単な場所にあったのに見つける事が出来なかったの?

 

 

 

 

 

UCファイナンシャルの会長ユ・ジョンジェ(イ・ムセン)の放送局の元妻はいらなくない?

鬱陶しいだけなんだけどさ。

全く必要のない役な気がしますが。お騒がせだけ。

 

 

 

 

鬱陶しいと思っていた元彼のユ・ジョンジェが段々と良く見えてきます。

あそこまで純情突き通すとカッコ良いよね。

 

ここぞって時にお金をバンバン使って守ってくれるし助けてくれるし。。

 

 

落ち着いたら二人は結ばれるって感じのラストでしたね。

 

 

 

 

 

「ザ・漢江フィルハーモニー」代表チョン・サンド役のパク・ホサンは役柄によって本当に変わりますね。。

 

極悪人から、お人よしの役。。

 

 

 

このドラマでは上の人には逆らえず、セウンには翻弄され、団員にも押され、ウロウロ、オドオドしていて可愛いけど、パク・ホサン氏でなくても良い気がする。。

 

 

出演シーンが少ないし、なんか勿体ないな。。

 

 

 

 

セウンの秘書キム・テホ役のキム·ミンギュはパク・ホサン氏より時間取りすぎ。。って思ったらアイドルなんだ?

 

 

「PRODUCE X 101」出身だそうでして。

 

役的にはサブサブサブサブサブ程度の役なのにアイドルは良い扱いをしてくれますよね~

 

 

 

 

なんだ、かんだと文句を言いつつ、結構、面白く観続けられました。