韓国ドラマ「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え パート2」

 

 

 

 

 


2025年、朝鮮半島が統一に向けて、分断されていた共同警備区域が共同経済区域になり、共通通貨を印刷も始まりました。

その造幣局に赤いジャンプスーツに仮面を被った強盗集団が人質を取って立てこもりました。

 

ベルリン(パク・ヘス)、トーキョー(チョン・ジョンソ)、リオ(イ・ヒョヌ)など北と南の混合8人のメンバーが集められ、造幣局の外から指示を出す戦略家の教授(ユ・ジテ)の元、4兆ウォンを狙う計画の実行をします

 

 

誰一人殺さないこと、造幣局の人質を使って追跡が出来ない新札を印刷して地下に穴を掘り逃げ出す事が教授の計画の目標でしたが、強盗団メンバーたちの意見の違い、疑い、感情移入などで揺れ動き始めます。

 

 

また人質たちも犯人に好意的な感情を持つ人、自分だけが逃げようと工作を練る人、南北の違いで感情に亀裂が入ったりと、次第に教授の計画が崩れ始めました。

 

 

 

 

 

 

2022年12月 放送  全6話

 

 

 

韓国タイトル「종이의 집: 공동경제구역 파트(紙の家:共同経済区域 パート2)」

日本タイトル「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え パート2」

英語タイトル「Money Heist Korea - Joint Economic Area Part 2」

 

 

 

原作はスペインのドラマだそうです。(スペインのは観ておりません。。)

 

 

 

パート1は2022年6月に6話を放送され、待ちに待たされてパート2が2022年12月から放送されました。

 

 

パート2の事をすっかりと忘れておりました。。。。

最近、やっとパート2が放送されていたのに気が付きました。

 

 

 

パート2が放送されるまでに空きが長かった事と、意外にパート1が面白く無かったんだよね。。。

 

 

 

ま、正直、パート2の後半までそれほど動きも無くて、予想の範囲内?

アッと驚く事件も無く、ま、そうでしょうね。って思う事が多くて、パート2は銃撃戦や人質の反乱とか、警察のどんくささとかのシーンは飛ばし飛ばし観ました。

 

 

 

 

特に教授が完ぺきな計画を立てたはずなのに、利用しようとした女刑事を好きになってしまったり、意外にマヌケ感が多くて、完ぺきに計画を練ったんじゃないのか?って疑問が湧いてきます。

 

 

 

色々と起こりうる状況を考えたんでしょうけど、外から電話やパソコンで情報を得て、計画から外れた場合の解決策を提案する教授ですけど、造幣局の電源を落とされるって基本的な事は想定してなかったようで、お陰で教授も中にいる強盗団もお互いに様子が分からなくなってしまって。

 

 

 

そこまで想定できなかったのか?教授==

 

 

 

教授と良い仲になってしまったのに女刑事に普通に家に入れたりするから指示部屋の装置とか見られちゃうし、油断してヒント与えず過ぎるからアジトが見つかっちゃうし。

 

 

 

女刑事も教授を本性が見抜けたのに最後まで刑事としてよりも女としての感情で動いてしまい、まんまと逃げられちゃうし。

 

 

そこは銃で教授を打てよ!と何度も思った事か。

教授と女刑事の2人にイライラさせられっぱなし。

 

 

 

「ヒーラー」「マッド・ドッグ」などで頭脳プレーをする役が似合っている教授役のユ・ジテは今回はマヌケにしか見えないわ。

 

 

 

パート2では教授がアッと言う作戦を繰り広げてくれれば良いけど、このままではおバカな犯罪ドラマで終わりそうです。。

 

って、パート1で感想を書きましたけど、パート2では色んな意味でアッと言わせてくれましたね。

 

 

 


色ボケしている教授のお陰でモスクワ(イ・ウォンジョン)とオスロ(イ・ギュホ)が死んでしまったじゃないの!!

 

 

 

オスロ役のイ・ギュホは「ドクター キムサブ」でミスター・クで出てくる大きな役者さんですよ。

 

 

 

造幣局に立てこもって電気も絶たれ、食事も作れなくなり、銃撃戦で命を懸けて戦っている犯人たちが気の毒になりますわ。

 


 

 

めちゃくちゃ激しい銃撃戦が起こっているのに警察はどんだけ撃っても弾が通らない完ぺきな盾?で身を守れるので徐々に押してきますが、ガラクタで身を隠す壁を作った犯人たちは弾が当たらないって凄くない?

 

 

 

しかも途中まではトーキョー(チョン・ジョンソ)、リオ(イ・ヒョヌ)で戦ってるの。

あんな凄い音で銃撃戦が起こってるのに二人で攻防するとは。。

 

 

 

現実感無さすぎて逆に犯人を応援するわ。。

よく頑張ったよ、耐え抜いたよ。トーキョー、リオ。

 

 

 

 

ストックホルム症候群なのか、本当に好きになってしまったのか?分りませんが。

犯人のデンバー(キム・ジフン)と良い仲になってしまった人質のユン・ミソン(イ・ジュビン)が逃げるチャンスは沢山あったのに自ら「ストックホルム」と名乗り、銃撃戦に参加してるけど、普通の女性が直ぐにライフルを打てるもん?


 


ストックホルムの存在感が半端なくなってきてます。

もしパート3が出来たとしたら主要人物になるかも。。

 

 

ま、あんまりパート3は期待してないですけどね。

アホな教授が計画を練るならパート3は作らなくても良いと思うけどさ。。

 

 

 

 

パート2では犯人たちの事情が分かってきます。

 

幼い子供がいる犯人だったり、友情で繋がっている2人だったり。。。

 

 

 

教授に代わってリーダーシップを発揮するベルリン(パク・ヘス)は幼い時に両親と兄と共に脱北を試みるますが、母親は殺され、強制収容所に入れられ辛い人生を歩んできました。

 

 

その時に上手く南に渡れた兄が教授だったんです。

兄弟なのか・・・

 

 

南北分断が起こした悲劇ですが、病気で余命僅かとなっている弟ベルリンと再会できて良かったよ~

 

 

 

 

統一とか言っても裏では政治家や財閥たちがこっそりと儲け話を工作してるし。

南北統一って難しいですね。

 

 

そんな国に生まれなかった日本人には一生分からない問題だし、南の人、北の人もお互いに本当には理解できないでしょうね。

 


 

 

パート2ではカメラワークがとても良かったです。

 

 

銃撃戦があるってのもあるけど、何となくほのぼの感のあったパート1とは全く違うアクションシーンが結構カメラを長く回して撮影していてお洒落でした。
 

 

 

結局はお金が狙いでは無かったんですけど、民衆が集まる場所に大きな豚の貯金箱型の気球?がいくつか空に上がっていき、割れて中からお金が舞い落ちて大騒ぎに。

 

 

 

韓国ドラマあるある。。 赤い豚の貯金箱。。。好きだよね。。

これに意味があるのかな?