韓国ドラマ「良くも、悪くも、だって母親」
若くして不慮の事故で夫を亡くしたチン・ヨンスン（ラ・ミラン）はチョウ里村に移り住んで一人で養豚場を経営しながら息子のチェ・ガンホ（イ・ドヒョン）を育てていました。
ヨンスンは将来、貧困や無知で不当な扱いをされないように息子には「悪い母親」として厳しく接し、教育を受けさせていました。
望み通りソウル中央地検検事になったガンホですが、母親とは疎遠の関係になってしまっています。
父親の死を不審に思っていたガンホは密かに怪しい人物に接近して繋がりを探っていました。
ある日、ガンホは事故に遭い、全身マヒ、7歳からの記憶が無くなり、子供のようになってしまいました。
韓国タイトル 「나쁜 엄마 （悪い母）」
日本タイトル 「良くも、悪くも、だって母親」
2023年放送 全14話
JTBC放送です。
「JTBC」は私的に好きなドラマが多いです。。。
またもや日本タイトルが微妙ですね。
そのまま「悪い母」で良かったのでは？
「良くも、悪くも、だって母親」
何か歯切れが悪いわ。「良くも、悪くも、だって母親だから」とかにすれば良かったのにね。
14話なので少なめですね。
それでか最後の方の父親殺しの犯人と裁判所で対峙するシーンは簡単に終わってしまった感がありますが。
あんな悪党なのにあの証拠で追い詰められる？って思ったわ。
もう少し裁判の模様を見たかったです。
お母さんも最後にはあっけなく亡くなってしまいましたね。
最後にはハッピーエンドにはなるのでしょうが、あまりもハッピーエンドすぎて気持ちが追い付けないです。
時間の流れがあまり分からなくて、全身麻痺で動けないのに母親がスパルタでガンホを動けるようにしますけど、一体どれぐらいで回復したんだろ？
歩けるようになるまであっと言う間な気がしますけど。
消えた記憶も頭をぶつけただけで戻ってくるし。。。
驚異の回復力のガンホ。。。。
ガンホが7歳の頃に戻ってしまったのは可愛かったですね。
ガンホが本当の7歳ぐらいの時はヨンスンは「お腹が一杯になると眠くなる」ので勉強出来なくなるのでと食事の量をセーブします。
隠れて食べているのを見つけると取り上げて捨ててしまいます。
事故にあって7歳の頃に戻ってしまったガンホは体力を付けるために食事をするようにとヨンスンに言われますがガンホは当時の記憶で眠くなるからと食事を取りません。
その姿を見て自分のしてきた事を後悔するヨンスン。
好きなだけ食べて良いのだとガンホを促すヨンスン。
その時が二人にとって幸せな時間でしたね。
ガンホにとってヨンスンは「良い母親」の時でした。
でもリハビリが上手くいかないとヨンスンは自分の手で食事がとれるようにとヨンスンに甘えて食事をさせて貰おうとするガンホの目の前で食事を容赦なく下げてしまいます。
「悪い母親」に戻ったヨンスン。
その奥には本当は愛する息子の事しか考えない優しい母親のヨンスンがいましたね。
お母さんの最後に残した言葉は良かったですね。
「人生って不思議なもので案外と律儀なんです。何かを奪ったかと思うと代わりの何かをくれるんです。」
夫を奪われたヨンスンにガンホと言う宝を授けてくれたね。。。
好きとか嫌いとか。
腹が立つことは沢山あるけど、いつもこれが最後だと、二度と会えないと思って接する。
本当にそうですよね。
この瞬間はいつも最後になるんですよね。
何だか気が付かされた言葉でした。
生まれた時から好き同士だったガンホの幼馴染ミジュ。
そのミジュに片思いのパン・サムシク（ユ・インス）
臆病なのに強い素振りをしてしまうサムシク。
ガンホの事が嫌いと言いながら結局はガンホを手助けしてしまうサムシク。
ユ・インスは「還魂」でソンリムの後継者パク・ダング役で人気が出ましたが、その前に「今、わたしたちの学校は」で不良の役で注目を集めましたね。
私が好きだった「あなたが眠っている間に」にも出てたみたいですが記憶なし。。
そして、これまた大好きな「悪霊狩猟団カウンターズ２」に出演するそうですよ。
たのしみ＝＝＝
season１が凄く面白くて、でも泣けて、とても大好きでseason２を待ちわびていました。
楽しみ～～～