韓国ドラマ「九尾の狐とキケンな同居」
999歳の九尾狐(クミホ)のシン・ウヨ(チャン・ギヨン)は長い間、人間になる事を願っていました。
1000年を迎えるまでに人間の精気を自分の玉に集め、その玉が青くなれば人間になれると言われていて、それまでに人間になれないと消滅してしまうと焦っていました。
現在のソウルで22歳の大学生イ・ダム(イ・ヘリ)と出会い、偶然にもウヨの玉がダムのお腹に入り込んでしまい、その玉を取り出す方法が見つかるまで自分の家で同居しようと提案するウヨに同意するヘリとの同居が始まりました。
ウヨはダムのお腹に玉があるとダムの精気が吸われてしまう事を、そして実は簡単に玉は取り出せる事を秘密にしていました。
ヤン・ヘソン(カン・ハンナ)も数年前に見事、人間になった747歳の九尾狐でした。
ウヨとは700年以上の付き合いですが、人間に中々なれないウヨの事を心配していますが、会うと喧嘩ばかりしてしまいます。
学識が無いとウヨにバカにされてばかりで大学に入り勉強する事になりました。
人間の姿をして歴史作家として世間的には社会に溶け込んで上手く生活しているようなウヨですが、現代に生きる女子大生のイ・ダムには世間の感覚とは少しズレているウヨが心配でたまりません。
ウヨとダムはお互いに愛し合うようになりますが、人間になるには何が足りないのかが分からない2人はお互いの方法で玉を青くする方法を探り出します。
2021年の放送のドラマです。全16話。
LINE漫画が原作だそうです。
原題は간 떨어지는 동거(カントロジヌントンゴ)
直訳すると「肝臓が落ちる同居」 @@
すごいタイトル。。
「肝を冷やす同居」とか「びっくりする同居」とかになるのかな?
九尾狐は人の肝臓を食べると言われているのでそれに引っ掛けているのかな?
制作は「スタジオドラゴン」
ヒット作連発の会社ですよね。
このドラマで主役のチャン・ギヨンを見て、まだこんなイケメンがいたのか~って驚いた私でした。。
30歳だそうですけど若く見えるような年相応のような。。。
チャン・ギヨンの過去出演ドラマを見ると一応、何本か観ておりましたし、芸能ニュースでも彼の記事を見た事がありましたが、一切、彼を気にしてませんでした。
多分、この「九尾の狐とキケンな同居」でのビジュアルが私にヒットしてるのかも。
笑顔が凄く素敵で可愛い。声も素敵。
(ゆずの北川悠仁さんに笑った口元が似ていると思って観てましたが、先ほど、北川さんを検索したら違うかも?^^)
目元が涼やかで凛々しくて聡明そう。低い声がとろけそう。。(べたぼれ状態です^^)
いや~こんなイケメンが隠れていたなんて・・・ (何度も言う)
でも他のドラマではあんまりピンと来ないので髪型重要と再認識。。
このドラマ後、主演のチャン・ギヨンは兵役に行ってしまいます。(今年2月に除隊しましたが)
最近の彼のインスタを見るとまだ短い髪型で撮影とかしている写真がupされてますけどピンと来ないわ。
やっぱり髪型重要。。。
ヒロインのイ・ヘリちゃんは元?Girl’s Dayのメンバー。(解散したかな?)
22歳の女子大生役をしてますけど意外にも実年齢は28歳だそうで、チャン・ギヨンと2つしか違わないとか。
始めは誰だか分からなかったけどアイドルだろうな~って思いましたけど「タンタラ」とか彼女の出ているドラマを観てました。。記憶なし。
それ以上に「ああ。あの子!」って思ったのがバラエティ番組「驚きの土曜」にレギュラーで出てたじゃん!って。
SHINeeのキーと物おじしない感じでやりあっていたので印象深かったのですけど。
バラエティ番組「驚きの土曜」を観た限りでは、22歳の大学生イ・ダムと印象が似てるかも。
活発で明るくて楽しくて賢い感じ。
1000年近くも生きているウヨに「長老(オルシン)」ってあだ名をつけて無邪気に呼んで可愛いわ。
でも初めはイ・ヘリではイマイチだなって思って観てました。
回を追うごとに「良い感じ」って思い始めました。
ウヨ役のチャン・ギヨンの落ち着いた演技と対比してドタバタなイ・ヘリが良かったかも。
ラブコメなんで周りのヘリの友達や、人間になったけど常識がイマイチなヘソンのオトボケや、サブカップル達がゴタゴタ出てくるけど良い感じで賑やかで良かったかな。
ヘソンが住民登録上22歳だとは見えないけど。。。
九尾狐って突然に現れるのかな?妖怪だから子供時代が無いのか?
ヘソンもウヨもほどほどの人間的見た目で存在して良かったね。。
人間的見た目の80歳の九尾狐ではイマイチだもんね。。。
ヘソン役のカン・ハンナさん、実年齢32歳だそうですけど、実年齢にも見えないけど22歳には見えない。。。
長く生きてて人間になりたいと切なる希望を持ち続けるウヨと普通の女子大生の恋をあの「トッケビ」に似ていると書いてるのを観ましたけど、私的にはあまり感じなかったな。
それよりも九尾狐って題材ではイ・スンギとシン・ミナの「僕の彼女は九尾狐」がより九尾狐感があったのに、この「九尾の狐とキケンな同居」ではラブの方が強いからファンタジー物って感じが強く無かったかも。
ウヨの恋のライバルでダムの大学の先輩でプレイボーイのケ・ソヌ(ペ・イニョク)が意外に良い奴で、最後にはダムに振られて泣くってさ。。。
どんだけ純情なんだ。。
結局、最後にはウヨは人間になったみたいですけど違いが分からないわ。
人間になったら食欲が出たとか言ってたけど・・・・
あの青い玉の役目は何だったのか?
玉に傷がついても関係なかったみたいだし。
人間になるには「人間性」が必要だって事でしたけど、そもそも人間性って何?
悲しみや、愛すること、相手を思う気持ち、労りとか、そんなのが人間性?
それがウヨは分かって無いから中々人間になれないって事みたいでしたけど、相手を思いやったり出来ない人間は多いわ。
世の中、私も含めて、人間ではなく、獣のままな人が多いわね。
16話は長かったかな~
途中でダラダラになったようで、3話ほど割愛しても良かったかも。
ただ二人がベタベタ、ラブラブになってからのウヨの可愛さがうなぎ上り。
母性本能刺激しまくりでした。
ひたすらチャン・ギヨンの笑顔に癒されました。
キュンキュンできたドラマでした。
リピートありですね。特にチャン・ギヨンの笑顔で3回はリピできますね。
とりあえずチャン・ギヨンの他のドラマを観てみよう。。。