韓国ドラマ「愛と、利と」

 

 

 

 

 

 

KCU銀行ヨンポ支店に勤務4年目の主任アン・スヨン(ムン・ガヨン)は高卒でパートで働いていて正社員になるのを目標に仕事を頑張っていました。

 

仕事も出来て、美人なのでKCU銀行ではアン・スヨンは有名でしたが、高卒と言う理由で同じ銀行員からは恋愛の対象としては良いが結婚相手としてはイマイチだとささやかれていました。

 

スヨンも人に対して壁を作り、感情を表に出さないタイプで愛に対してのめり込まない考えを持っていました。

 

高校生の時に父親が浮気をして、相手の女性の家に訪ねていった弟が事故死したのをスヨンは父親のせいだと思い、両親と一線を置いていました。

 

 

KCU銀行ヨンポ支店の係長ハ・サンス(ユ・ヨンソク)は平凡な人生を願っていましたがスヨンに惹かれるようになりました。

サンスはスヨンに好意を示すようになり、スヨンも気持ちがサンスに傾き始めます。

 

ある日、待ち合わせ場所に先に来ていたスヨンは店の前でためらうサンスを見てサンスから離れてしまいます。

 

 

 

KCU銀行ヨンポ支店の警備員で警察官志望のチョン・ジョンヒョン (チョン・ガラム)は警察公務員という夢を叶えるために昼は仕事、夜は勉強に励んでいました。

ジョンヒョンもまたスヨンの事が好きでした。

 

父親の手術費用捻出のためにジョンヒョンはスヨンからお金を借り、スヨンの家に転がり込むことになりました。

スヨンに引け目を追いつつも、銀行には二人が付き合っている事を秘密にして楽しい二人の生活を送っていました。

 

 

 

スヨンとジョンヒョンが付き合っている事を知ったサンスはあの時のためらった自分の行動を後悔しながらも大学の後輩でKCU銀行ヨンポ店PBチーム代理のパク・ミギョン (クム・セロク)と付き合うようになります。

 

 

パク・ミギョンは銀行の仲間に二人が付き合っている事をばらしてしまいます。

反対していたミギョンの両親も二人の仲を認めるようになり、結婚話が進み始めます。

 

裕福な家庭のお嬢様のミギョンの行動に戸惑う事が多いサンスはやはりスヨンの事が諦められないとミギョンに別れを告げます。

スヨンもジョンヒョンに別れを告げ、銀行を辞めて姿を消してしまいます。

 

 

スヨンを探しに行ったサンスはお互いに気持ちを確かめ合いますが、再びスヨンは姿を消してしまいました。

 

 

4年後、偶然にもスヨンに出会ったサンスはもう昔のようにスヨンに対してストレートな愛情表現をせず、ゆっくりと長い坂道を上り続けるかのように過去の自分と現在の自分を見つめてスヨンと並んで歩いて行くのでした。

 

 

 

 

 

って、ここまで書いて意味が分からない!

 

 

お話がゆっくり過ぎて耐えがたい。

 

 

スヨンの気持ちが全く分かりませんでした。

全く私は共感できず、ひたすらスヨンの行動にイライラしました。

 

 

最後の終わり方も意味が分からない。

2人は結ばれるのか?別れるのか?

 

 

このドラマは共感できれば好きなのかも。

 

 

 

 

「愛と、利と」

 

韓国原題は「사랑의 이해 (愛の理解)」全16話

 

同名小説が原作のドラマです。

 

 

最高視聴率は、第15話の3.601%で、平均3%程度でした。

 

 

監督は 「ブラームスは好きですか?」のチョ・ヨンミン監督です。

「ブラームスは好きですか?」もかなり焦らされましたが、監督はゆったり、まったりが好きなのかな?

 

 

 

 

 

韓国特融?の家庭環境格差、階級格差、学歴格差などの利害関係を愛情でどこまで乗り越えられるのか?ってのがテーマみたいです。

 

 

 

父親が浮気をして、それでも母親は許し別れない両親に愛の完成形を信じられないスヨン。

しかし、本当は母親が浮気をしていたと分かり、ますます愛が分からくなるスヨン。

 

 

高卒と言うだけで仕事も恋愛も見下されてしまうスヨンは愛に対して臆病で、一線を引いてしまいます。

 

 

 

 

サンスはスヨンの人生の責任を自分が取れるのかと初めは一瞬ためらいましたが、その後は必死にスヨンに感情を見せますが、スヨンもジョンヒョンの2人を見て、スヨンを諦めようとします。

 

 

ミギョンの猛アピールに心が揺れたサンスはそれでもスヨンへの気持ちが抑えられないとミギョンにちゃんと気持ちを伝えますが受け入れられないミギョン。

 

 

 

 

恋愛って色々と面倒だよね。

 

特に若い頃の恋愛と違って、恋愛=結婚に繋がり、周囲も付き合いだした、結婚する。に思考が行ってしまいますね。

 

そこに家庭環境や社会の格差などが現実問題として出てきて、好きだけでは進めない大人の愛。


 

 

それにしても全くもどかしい。

 

好きなのに素直になれない。

何度も分かりあえる機会はあったのにウジウジとしていて流されてしまって。

 

 

はっきりと決断して思い出として心の隅に残せば良いのに何年も吹っ切れない二人。

 

 

 

ハンスは何度も追いかけて探し出すのに、その都度、気のある表現をして、サンスに期待を持たせては逃げていくスヨン。

 

 

 

「全て与えたから。全て貰ったから」

 

て、何?

 

スヨンは何を与えたの?貰ったの?

 

 

一人でハンスを翻弄して、一人で決別して、一人で満足してる?

身勝手すぎるよね。

 

 

逃げるなら初めからサンスに期待を持たせずにバキッってサンスの心を折ってやれば良いのに。

 

 

 

ジョンヒョンに対してもスヨンは愛情があったのかな?

初めから好きだったのかな?

愛しているようには思えませんでしたが。

 

 

一途なジョンヒョンに比べ、スヨンはサンスと一緒になれないのでジョンヒョンを身代わりにしたみたいに思えたけど。

 

 

ジョンヒョンと別れる時に泣いたスヨン。どんな感情で泣いたのかな?

可愛がっていた子犬を手放す感覚?

亡くなった弟を重ねて見ていたのかな?って思ったけど。

 

同情からの愛情とか。。

 

 

 

チョン・ジョンヒョン 役のチョン・ガラムさんは私は多分、お初だと思うけど。

 

正直、私のタイプの感じじゃないので早く別れろって思ってました💦

 

 

 

サンスの同僚で友達のソ・ギョンピル役のムン・テユさんがちょい男前な気がしました。

 

 

このドラマはソ・ギョンピル勝ったな。。

 

 

 

学生時代にミギョンと付き合っていて、これまた格差で反対されて別れるように言われ、ミギョンの気持ちを離すためにミギョンの友達と寝てしまったソ・ギョンピル。

 

 

 

ミギョンはそれを知らず、単純な裏切りだと思い、別れて再会してもソ・ギョンピルを恨んでいる。

 

 

ギョンピルは真実を語らず、今でもミギョンへの気持ちはかすかに残っていてサンスと仲良く結婚の話まで出ているのを見ているのは複雑だっただろうなって思いました。

 

 

 

 

 

スヨンはサンスと別れるためにギョンピルと寝る事となりますが。。。

 

これで一気に二人の男、サンスとジョンヒョンを始末できましたね。

 

 

 

しかし、二人が寝たかどうかは本当かどうかは分からないまま。

 

 

その時のスヨンとギョンピルのやりとりをギョンピルが音声録音をしていたのをサンスに送りますが、最後まで聞けないサンス。

 

聞いていれば真実は違ったのかも・・・

 

 

 

サンスとギョンピルの2人の関係も複雑ですが、恋愛で複雑になる前の2人の関係は良かったので残念です。

 

 

 

最後の方ではもう利害も格差も無くなっているのに、素直にならない理由が分かりませんでした。

 

 

ひたすら引き伸ばしていたような。

12話でも良かったんじゃないのかな?

 

 

 

銀行員って簡単に職場を離れていける職場ですかね?

ウロウロと出かけて行きますけど。

 

 

ハンスはスヨンとの約束の時間に間に合うように、その日の集計額が合わなくて自分の金を入れてましたけど、大丈夫なの?

 

問題になりませんか?

 

 

 

 

ムン・ガヨンちゃんがひたすら綺麗で良かったです。

でも明るい役が似合う気がしますね。

 

 

ヨ・ジングとの「リンク 二人のシンパシー」のカップルは良かったな~

 

 

 

OSTは良かったです。
 
何だか「良く奢ってくれる綺麗なお姉さん」のOSTみたいに、お洒落で大人な曲が多かったですね。
 
CDが欲しくなってしまいました。