ソース(Twitter投稿):
仲間じゃなくて農協にでも教えてもらおうよ!!
— みー (@momijimajilover) May 9, 2024
4-(4)それ投機じゃない!? pic.twitter.com/qEGyighm1U
2024年5月上旬にエホバの証人の各会衆で読まれるように取り決められた協会からの手紙:
******
会衆へのお知らせ
1. 食料不足に備える: エホバは,終わりの時代には食糧不足になると愛情を込めて警告しました。(マタ24: 7) 近年,多くの国で食料品や農作物の価格が上昇しています。食糧不足に備えるために,どのような現実的な対策を講じることができるでしょうか。
2. 私たちは皆,シンプルなライフスタイルを維持し,いざという時に役立つ保存食を適度に備蓄することを勧められています。報告によると,多くの伝道者がこれらの指針に沿って生活し,自分たちが備えたものを他の人と分かち合っています。このような行動は,非常に貧しいにもかかわらず,兄弟たちと食料を分かち合うよう「懇願し続け」たマケドニアの人たちを思い起こさせます。(コリ二 8: 2,4) 私たちは,エホバがこの点に関する皆さんの努力を喜んでおられると確信しています。(詩 41: 1)
3. 多くの伝道者にとって,次の提案が役立ってきました。
(1)価格が安い時に食品を購入する。
(2)日干し,缶詰,塩漬けなどをして食品を保存する。
(3)支援や農業研修を提供する自治体の取り組みを活用する。
(4)食品の廃棄を避ける。例えば,人が安全に食べられない食品を肥料として使ったりできるかもしれない。
(5)節水する。
4. 伝道者は,自分たちで食料を栽培できるかもしれません。農業用の土地を持っていない人でも,住んでいる場所で許可されていれば,バルコニーや屋根のコンテナで食料を栽培することができます,食料を栽培する時は,次の提案を考慮してください。
(1)様々な作物を時期をずらして栽培し,生育期間を短くする。
(2)より多くの収穫を得るために植える種の量を増やす。(家族のニーズを賄うために必要な種の量を決めるために種子計数器を使用することもできるかもしれない。)
(3)質の良い種を使用する。
(4)収穫した農作物をすぐに売るのではなく,将来の使用のために備蓄したり,後でより高い価格で販売したりできるかもしれない。
(5)使っていない農地がある場合は,他の伝道者にその土地の使用を許可することを検討できる。
(6)食料の栽培経験が少ない人は,地元の栽培方法に詳しい人の助けを得ることができる。
5. もちろん,私たちはエホバが必要を満たしてくださるという約束に全幅の信頼を寄せています。(マタ 6: 33) 同時に,神は私たちが自分の必要を賄うためにできることを行うよう期待しておられます。そうすることで,自尊心と満足感が得られます。(伝道の書 5: 18を読む。)「地上には穀物が豊かに実[る]」時を待っている間,家族を養う私たちの努力をエホバが祝福してくださいますように。(詩編 72: 16)
***手紙ここまで***
【コメント】
日本の事情を前提に考えますが
そもそも現在起きている「食料品の高騰」という問題は、厳密に言えば
食べるものが流通していないという
「食料不足」の問題ではなく
貨幣価値の変化により以前の価格で買えなくなったという
「経済」の問題です。
そういう意味では「野菜を育てる」のも悪いとは言いませんが
「物資」より「金銭の問題」なので
開拓奉仕の要求時間も減り、もはや月50時間でOK、個人研究用の資料紙数も激減し、時間もあるので
仕事を増やし収入を増やせば「苦境」に対応できるわけですが
なぜかそういう発想や提案ができず
「質の良い種を植えなさい」などとズレた提案するのがエホバの証人という団体です。
もう少し言えば
組織の勧めに従ってバイト程度の仕事でギリギリの生活を続け
ほとんど貯金もできず、今、物価高で思ったように物資が買えず苦しんでいるという信者がいるとすれば
その「苦境」は、そういう生き方を無思慮に推奨してきたエホバの証人組織にも責任があります。
「終わりの日の、対処しにくく、何が起きるか分からない時代」に信者を備えさせようという愛や気遣いが本当にあるのなら
「質の良い野菜の種」なんかより
まずは適した「質の良い教育、質の良い仕事」という、人生にとって真に「種」となるものを
先々を見越して人生のふさわしい時期に「蒔く」ように
信者(特に若者)に教えるべきでしょう。