臺鐵莒光521次 臺北⇒板橋」の続きです。

 

臺北と臺中を結ぶ統聯客運(Ubus)の高速バスに乗っていると國道1號(中山高速公路)を走行中に車内の案内表示機に「高速公路局」という表示を出すことがあります。

 

停留所でもあるのかと思いましたが停車している統聯客運のバスを見たことがありません。インターネットで調べてみると高速公路局(新北市公車などの停留所表記は「高公局」)站は台湾で唯一高速道路に併設されたバスの停留所ということで、どんなところか気になったので行ってみました。

 

高公局站へは臺鐵板橋車站に併設されているバスターミナル「板橋公車站」から首都客運と桃園客運が共同運行している952路(板橋~南崁)のバスなどで向かうことができます。

 

 

 

乗車した952路の便は首都客運の担当でした。途中高速道路を経由するので座席数の多い車両が使われています。各座席には充電用のUSBポートも設置されていました。

 

952路は板橋公車站から縣民大道一段、快速公路台65線を経由し五股交流道(インターチェンジ)から國道1號に入ります。國道1号號を少し走ると高公局站に到着します。板橋公車站から20分程でした。952路の運賃は全区間で三段票ですが高公局站が分段點になっているので板橋公車站からだと15TWDです。

 

 

 

 

高公局站は本線から少し離れた所にある側道に面しています。南下車線の停留所にはほぼバスしかやって来ないのでバスの写真を撮影するにはよい場所かもしれません。

 

 

通過する路線は多いです。新北市公車だけでなく公路客運のバスも停車します。

 

 

 

統聯客運の高速バスは停車しないようですが、なぜか路線図が掲示されていました。

 

 

南下車線に面して「國道高速公路局」と「國道公路警察局」があり、そこで働く職員や来客の為に停留所が設置されたようです。

 

國道1號の下をくぐる道路があったので北上車線側の停留所へ。

 

抜けた先の交差点には信号機がありました。北上車線側の側道には一般車の姿が多かったです。結構利用客がいますね。

 

 

 

地元の人が勝手に作ったような通路がありました。ガードレールを乗り越えて外へ。

 

 

 

 

通路を抜けた先には中興巴士泰山站や住宅などがあり開けていました。こちら側からの利用客が多そうです。

 

 

 

 

帰りは高公局站から桃園客運の952路で板橋公車站に戻りました。