おはようございます。
今朝の岐阜美山は晴れ。
気持ちのいい朝になりました。
今日は6月も5日、本格的な夏ももうすぐですね。
最近はあまり食べなくなりましたが、夏と言えば「心太」!
はい、「ところてん」です。
夏の季語にもなっていますね。
軒下の拵へ滝や心太 一茶 拵へ(こしらえ)
「心太(ところてん)」
テングサやオゴノリなどの紅藻類をゆでて煮溶かし、発生した寒天質を冷まして固めた食品。
それを「天突き」とよばれる専用の器具を用いて、押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。
全体の98〜99%が水分で、残りの成分のほとんどは多糖類(アガロース)である。
ゲル状の物体であるが、ゼリーなどとは異なり表面はやや堅く感じられ、独特の口当たりがある。
腸内で消化されないため栄養価はほとんどないが、食物繊維として整腸効果がある。
関東以北および中国地方以西では二杯酢あるいは三杯酢をかけた物に和辛子を添えて、関西では黒蜜をかけて単体又は果物などと共に、東海地方では箸一本で、主に三杯酢をかけた物にゴマを添えて食べるのが一般的とされる。
また、醤油系のタレなどで食べる地方もある。
(Wikipediaより抜粋)
地方ごとにかけるものも随分違いますね。
ウチは、わたしは二杯酢か三杯酢、カミさんは黒蜜です。
やっぱり合いません(笑)
ところで、一部の地方では心太は箸1本で食べるという話があります。
なんで?
【ところてんやさんの苦肉の策からきたお箸一本説】
昔々(といっても戦中もしくは戦後の頃)、お箸がまだ貴重品だったころのお話です。
とある「ところてん屋さん」ではお箸が高価で貴重品だったため、人数分の箸が揃えられませんでした。
そこで、本当はお箸二本でところてんを食べた方が食べやすいのですが、やむ終えずお箸を一本づつにして食べてさせる事にしました。(一本でところてんを食べさせれば、お箸は食べる人数の半分で済みます。)
当時のところてんは一本箸でも十分に食べられる硬さと弾力と長さを持ってたんですね。(最近は箸にもかからないようなところてんもありますが)
ただ黙って箸一本で食べさせると、このところてん屋はなんてケチなんだと思われます。
そこで “これが粋な食べ方なんだ!!”
というようなことを言い始めたことが伝わって江戸っ子の粋な食べ方!というように広まり、それが今に至っているようです。
【ところてんは”おやつ”だからお箸一本だ!説】
むかしむかし、ところてんがとても大好きな子供がいました。
その子供が親父さんに聞きました。
「ところてんはご飯なの、それともおやつなの?」
聞かれた親父さんは、「ところてんは”おやつ”に決まってんだろうが!」
と怒鳴りながら答えました。
それを聞いた子供は親父さんの剣幕にひびりながらも、「だって、よくわかんなかったんだもの・・・」
と半べそで言いました。
それを見た親父さん、「それじゃ、ところてんが”おやつ”か”ご飯”だか誰でもわかるように、ところてんはお箸一本で食べる事にすんべぇ~!おやつに箸を二本も使うのも勿体ねぇーし!」」
という事で、おやつとご飯を区別するために箸一本になったらしい。
あくまで俗説です。
でも、わたしは箸1本で食べた記憶はないなぁ。
つるつる食べられてヘルシーな「心太」、もっと食べないとね。
心太ほどヘルシーではなかった昨日の晩ご飯。
「皿うどん」
麺とスープはマルタイです。
具は入れました。
豚肉、海老、イカ、アサリ、うずら卵、蒲鉾、青梗菜、キャベツ、玉ねぎ、キクラゲです。
具たっぷりの餡をかけて。
最初パリパリ、途中からしっとりの麺、おいしいですね。
あ、これも不思議なんですが、どう見ても食べても「うどん」とは思えないこの麺、なんで皿「うどん」って呼ぶんでしょうね。
あとは「一口餃子」
これも市販のものです。
おつまみにプラスは残っていた「焼豚」
今夜はちょっとガッツリ系のもの食べよかな。
雨はちっとも降らないけど、6月なので雨の歌。