付け足し言葉、最近とんと聞かないねぇ&昨日の晩ご飯「鶏ちゃん」「いろいろ煮物」 | アラクシィのたらりんブログ

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近場で起こったちょっといい話、家族のこと、友達のこと、考えること、趣味のこと、何を書くかわかりませんが、思うままに書いていこうと思います。

すおはようございます。

日曜日の岐阜美山の朝は晴れ。

今日は昨日よりもっと暖かくなりそうです。

暑い?

 

皆さん「付け足し言葉」って知ってますか?

今はほとんど聞くこともなくなってしまいましたが、「その手は桑名の焼き蛤」みたいな言い回しです。

他にも、

 

驚き 桃の木 山椒の木 (おどろき もものき さんしょのき)

あたりき 車力よ 車引き (あたりき しゃりきよ くるまひき)

嘘を築地の 御門跡 (うそをつきじの ごもんせき)

恐れ入谷の 鬼子母人 (おそれいりやの きしぼじん)

おっと合点 承知之助 (おっとがってん しょうちのすけ)

何か用か 九日十日 (なにかようか ここのかとうか)

何がなんきん 唐茄子かぼちゃ (なにがなんきん とうなすかぼちゃ)

びっくり下谷の 広徳寺 (びっくりしたやの こうとくじ)

何だ神田の 大明神 (なんだかんだの だいみょうじん)

そうで有馬の 水天宮 (そうでありまの すいてんぐう)

会いに北野の 天満宮 (あいにきたのの てんまんぐう)

とんだ所へ 北村大膳 (とんだところへ きたむらだいぜん)

とんだ目に 太田道灌 (とんだめに おおたどうかん)

腹が空いて 北山時雨 (はらがすいて きたやましぐれ)

おはようごん左衛門 (おはようごんざえもん)

平気の平左衛門 (へいきのへいざえもん)

恐れ入谷の鬼子母神 (おそれいりやのきしもじん)

結構毛だらけ猫ハ灰だらけ (けっこうけだらけねこはいだらけ)

嘘を築地の御門跡 (うそをつきじのごもんぜき)

驚き桃の木山椒の木 (おどろきもものきさんしょのき)

さよなら三角またきて四角 (さよならさんかくまたきてしかく)

お茶の子さいさい河童の屁 (おちゃのこさいさいかっぱのへ)

すいませんねん 亀は万年 (すいませんねん かめはまんねん)

あたりき車力のコンコンチキ (あたりきしゃりきのこんこんちき)

ただいま帰ってキタキツネ (ただいまかえってきたきつね)

 

使い方として、

 

これはこうでありますか そうで有馬(ありま)の水天宮(すいてんぐう)

これはどうりでわかったぞ 道理(どうり)でかぼちゃがとうなすだ

これはなかなか強敵だ 敵(てき)もさる者(もの)ひっかくもの

これはわたしが悪かった ごめんそうめんゆでたらにゅうめん

そんなことなら許してよ 堪忍信濃(かんにんしなの)の善光寺(ぜんこうじ)

そんなことしちゃ汚いよ 北が無ければ日本三角

そんなんことしちゃいけないよ 池がなければ弁天様困る

そんなことしちゃ撥当たる 撥(ばち)が当たれば太鼓で受ける

あれはほんとにあきれちゃう 呆れ蛙の包かむり

あれはやっぱり厄介だ 厄介(やっかい)もっかい蜆っ貝(しじみっかい)

あれはほんとにしょうがない 生姜なければ茗荷(みょうが)がある

あれはまったくいい気味だ いい気味山椒(さんしょ)に実がなった

 

などなど…

中にはもう意味がわからないものもありますが、昔の人、特に江戸時代の江戸や上方の人たちはよく使っていたようですね。

 

なんか小粋で洒落が効いていますね。

 

そういえば「車寅次郎」も啖呵売でよく使ってました。

 

舟木一夫「一心太助江戸っ子祭り」

この歌も付け足し言葉の宝庫です(笑)

 

 

焼き蛤は食べなかった昨日の晩ご飯。

鶏肉は食べました。

「鶏ちゃん」

前にカミさんが鶏ちゃんのたれを買って来たので使いました。

鶏もも肉とキャベツと一緒に。

 

 

「鶏ちゃん」って岐阜のソウルフードとしてよく紹介されていますが、実は奥美濃や飛騨地方のもの。

わたしが住む美濃地方ではあまり食べないんですよね。

でも辛めの味噌味の鶏ちゃん、おいしかったです。

 

あとは「いろいろ煮物」

粟麩、餅麩、ちくわ、がんもどき、しいたけを少し甘めに煮ました。

 

 

ほっとする味です。

 

昨日も書きましたが、今日は白山神社の春の大祭。

このあと9時半から準備、ビール付きのお昼を挟んで1時から祭礼です。

明智光秀のお墓もきれいに掃除しますよ。