昔の運動会には「運動足袋」というものがあったのです | アラクシィのたらりんブログ

アラクシィのたらりんブログ

近場で起こったちょっといい話、家族のこと、友達のこと、考えること、趣味のこと、何を書くかわかりませんが、思うままに書いていこうと思います。

おはようございます。

昨日は1日ずっと雨でしたが、台風もこの辺りは素通りして、何事もなく終わりました。

今朝は晴れていますが、却って吹き戻しの風が強いです。

 

もう10月も終わりますね。

めっきり寒くなって来ました。

少し前は運動会のシーズン。

最近春にやる学校もありますが、やっぱり運動会は秋ですね。

 

その運動会、わたしの子供の頃、と言ってももう50年以上も前のことですが、一大イベントでした。

その頃は子供の数がメチャクチャ多くて、運動会ともなると運動場の周りはテントで埋め尽くされ、むしろを敷いた上に、親からジジイババアまで超満員の観客。

 

子供たちは朝早くからはしゃぎまくり。

町中、蜂の巣をつついたような大騒ぎでした。

 

そんな運動会、わたしの小学生の頃は、運動靴じゃなかったんですよ。

履いたのは「運動足袋」!

こんなのです。

 

 

運動会限定。

運動会の前に買ってもらって、その1日だけ使う足袋です。

みんな真っ白なおろしたての「運動足袋」を履いて、ウォーミングアップに余念がありませんでした(笑)

 

 

わたしは戦前の子じゃないけど、小学校の中学年くらいまでは「運動足袋」を履いてました。

 

定番の姿は、「運動足袋」にランニングパンツじゃなくて下着の「トランクス」

横に1本か2本黒いストライプが入っているのは、ちょっと高級。

上半身は「ランニングシャツ」

頭には赤白帽じゃなくて、「ハチマキ」

お店で売っているのは紅白のリバーシブルで短い。

ちょいと生意気なガキは、自分の組の赤か白の単色の1.5mくらいある長いのを母親に縫ってもらっていました。

 

こんな長いハチマキできるのは、脚の速いガキだけの特権。

後ろに長いハチマキをなびかせて、颯爽と走る姿はカッコよかったなぁ。

どんくさいガキ(わたし)なんて、こんなハチマキは夢の夢でした(笑)

 

もう一つ楽しみだったのが、お昼。

みんなテントの観客席で、母親が作ってくれたお昼を食べました。

 

「巻きずし」「揚げずし(稲荷)」、それに定番の卵焼きゆで卵リンゴミカンなどのデザート?(笑)

今のように唐揚げやウィンナーなんて入ってなかったけど、ほんとにおいしかった。

 

ただ、お昼ご飯食べ過ぎて、午後の部の動きがみんなイマイチ悪い(笑)

腹が痛いっていうヤツも多かったです。

 

孫たちの運動会、それはそれで楽しいけれど、昔のような盛り上がりはないですね。

昔って、なんであんなに勝ち負けにこだわったんでしょうね。

それも親まで。

必死…(笑)