昨日はお昼過ぎまで天気が悪かった岐阜ですが、夕方前から晴れて来て、今日はいい天気です。
でも、暖かくないみたい。
ウチのばあちゃんは今日は老人会の初詣の日帰り旅行。
朝からとっかえひっかえ服を着ては鏡の前で迷って、7時20分過ぎにもう出かけました(笑)
豊川稲荷、お千代保稲荷へ行ってくるみたいです。
バスだからそんなに外で歩かなくていいかな?
とにかく気をつけていってらっしゃいです(笑)

今日は映画「感染列島」
まぁ、評判悪い(笑)
特に映画好きな人には全くダメ映画。
レビューなんてボロクソです。

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神に裁かれるのは人間か?ウィルスか?

2009年1月公開でしたね。
主演は妻夫木聡、檀れい。
共演に国仲涼子、田中裕二、池脇千鶴、カンニング竹山、光石研、キムラ緑子、藤竜也、佐藤浩市…
ダンテ・カーヴァーも出てました(笑)

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話は
皆さんご存じとは思いますが、一応…

新年を迎えた、いずみ野市立病院。
救命救急医・松岡剛(妻夫木聡)のもとに、一人の急患が運び込まれて来ます。
その患者は高熱に痙攣、吐血を催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていました。
この症状は新型インフルエンザと想定され、治療が進められます。
しかし、あらゆるワクチンを投与しても効果なく、患者は死亡してしまうのでした。
さらに、正体不明のウイルスは医療スタッフや患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまいます。
やがて、事態の究明とウイルスの感染拡大を防ぐため、世界保健機関(WHO)からメディカルオフィサーの小林栄子(檀れい)が派遣されることに。
そして彼女は、このままウイルスが蔓延し続けると日本は崩壊し、世界へ拡がれば人類は滅亡する、という恐るべき事態を予測します…


というお話。

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まぁ、確かに突っ込みどころてんこ盛り!
最初のうちはまだいいんですが、途中からは話もあちらへ飛びこちらへ飛びで収拾がつきません(笑)
パニック映画かと思えば突然お涙ものになっちゃうし…

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病院内は患者で溢れかえり悲惨な状態で次々死んで、ついには隔離病院になっちゃって、外にも中にもうじゃうじゃ患者がいて自衛隊員も完全防備しているのに、なぜかこの人たち外ではマスクもしないで完全無防備(笑)
平気で歩いています。

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日本中の都市もまるで核戦争の後のような廃墟。
いたる所で煙が立ち上り、人っ子ひとりいない。
いくらパンデミックになってもこの状態はないでしょう!?
暴動なんて病院の周りの様子からは少しもうかがい知ることはできません。
ひょっとして「CGこんなに作っちゃいました!大変だったんですよ~」ってアピール?(笑)

カンニング竹山の存在も訳わからない。
途中のシーンでブツブツ言ってるのは、台詞じゃなくて本音だったりして(笑)

松岡剛(妻夫木聡)と仁志教授(藤竜也)は患者放っておいて、突然アボン共和国の離島まで出かけちゃって、その上そこにはソフトバンクの息子までいる始末。
ほんとに「アボ~ン!」です。

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あ、この映画の藤竜也さん、「しあわせのかおり」の王さんそのまんまでした(笑)
日本人なのに日本語あやしいぞ…

それに、感染源の立花医師(嶋田久作)がアボン共和国から飛行機に乗ってきて国内で発症して感染が始まったのに、なんで日本だけで広がるの?
帰りも飛行機乗って帰ったでしょうに…

あとは、電気が止まっているのかロウソクの灯だけで夜を過ごしているマンションの1室で、なぜか携帯電話だけはずっと使い放題。
ソーラーなのかな?(笑)
都市機能がめちゃくちゃになっているのに、携帯のメールはちゃんと届いていました。

最初に旦那が壮絶死して一緒に発症した池脇千鶴はずっと寝っぱなしで、この人使った意味ないし(笑)
ま、なぜかこの人は治っちゃって少し台詞はありますが…
もったいない。

吐血して血まみれで心臓も止まって死にかけている患者も、回復するとわずか1分もたたないうちに笑顔で話し出してしまいます。

で、最後になったら突然ほんわかムードたっぷりの回想シーンの連続。
これにはずっこけました!(笑)

まぁ、突っ込めば他にもいっぱいありますが、この辺でやめておきます。

でも、妻夫木ファンの方にはたまりませんよ、この映画。

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わたしは国仲涼子がかわいかったので、許します!!

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しかし、檀れいって、こういう役やらせると光るなぁ…

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「感染列島」予告編



と、突っ込みまくりの今日の記事でしたが、突っ込みながらも138分楽しく一気に観てしまったという現実(笑)
こういう映画、結構好きなんですよね。
そりゃ文句つければつけるとこいっぱいありますが、そこまでひどく言われる映画ではないと思います…
小難しくて訳のわからん映画よりはずっといいです。
こんな映画もありだと、わたしは思いますよ。
いつかほんとにこんなことが起こったら、案外こんな感じだったりして…
突っ込んでられませんって!