今年1月の「観たい!」(&観た)映画です
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①ネオン・デーモン
前情報がほとんどないまま、このポスターに惹かれて観に行きました。
…新年早々観るものではなかった…笑
田舎からLAへ、一流のモデルとなるべく上京してきた美しい女の子が、モデルの世界のドロドロに巻き込まれていく物語。
日本のドラマで見るようなドロドロのレベルならいいんですが…
後半は完っっっ全に度を越していました。…グロすぎる
隣に座っていたおじさんはあまりの血ドバドバに耐えきれなかったのか、終盤は目をそらしておりました
案外あーいう描写は女性の方が強いのかも…?
グロいなぁ…と思いつつ、私含め周りの女性は全然平気そうでしたし。
キラキラしたファッションやメイクがどこかファンタジーのようで、ホラーなおとぎ話といった印象でした。
ちなみにこの作品の監督はニコラス・ウィンディング・レフン。
映画おたくの間では有名な監督さんで、かなり独特な作品を多く撮られています。
この「ネオン・デーモン」は、レフン監督が横で眠る奥さんのあまりの美しさに嫉妬して生まれた作品だそうですよ…一流と呼ばれる人の感性はよくわからんのぅ…
②本能寺ホテル
堤真一さんが織田信長、綾瀬はるかさんが1582年の本能寺にタイムスリップする女性を演じた作品。
歴史×タイムスリップはロマンがあって大好きな設定なのですが、この映画の監督もスタッフも、私が全然ハマれなかった「プリンセス・トヨトミ」の人たちなんだよなぁ…と思って観に行きませんでした
レンタルになったら(もしくは地上波放映まで待つか…)観ます!!
③沈黙-サイレンス-
遠藤周作の「沈黙」を、マーティン・スコセッシ監督が映像化した作品。
なんと企画を立ち上げてから28年もかかったそうです…すごいな…
原作を読んだこともなかったですし、どんな話か全然知らないまま観に行きましたが、すごくずっしりと重たい作品でした。
軽々しく「面白い」とか「つまらない」とか言えないような…
江戸時代初期、つまりキリスト教が幕府によって弾圧されている時代の日本に、宣教師としてやってきたロドリゴという青年が主人公の物語。
キリストという神様をひたむきに信じ続けているロドリゴ。
日本でのキリスト教徒への弾圧を目にした彼の信仰心が、徐々に揺らいでいく様子がリアルでした。
正直「宗教」自体がそこまで根付いていない、現代の日本人にとってはピンとこない部分もあるかもしれませんが、「人間がどんな状況で何を信じるか?」というところは非常に興味深かったです。
長いですがかなりおすすめの作品。
④ドクター・ストレンジ
打って変わってこちらはアメコミ原作の映画。
外科医としての腕は一流だけど、高慢な性格の主人公、スティーブン・ストレンジ。
ある日交通事故に遭ってしまい、両手が使えなくなってしまいます。
「医者」としての名声も地位も失った彼は、わらをもすがる思いでモロッコのある寺院に行き、そこで神秘の魔術を身に付けていく…というお話。
大大大好きなカンバーバッチさん主演、さらにマーベルコミックのヒーローということで、かなり前から楽しみにしておりました
映画館で2回見ましたが、単純なお話の割にわかりづらい点もちょこちょこあって、そこは残念でした
でもカンバーバッチさんがかっこよく、そして可愛く(と言うとたいていの人に引かれるんですけどねwww)撮られていたので、個人的には大満足
すでにブルーレイも予約いたしました!!早くお家でじっくり観たいよー!!
⑤マグニフィセント・セブン
黒沢明監督「七人の侍」のハリウッド・リメイク版。
侍→カウボーイに置き換えて作られています。
とにかくメインキャラの7人が渋くていい男ばかり笑
中でも私がカンバーバッチさんと同じくらい大大大好きなクリス・プラットが、この映画でもいい味を出しておりました。
基本的にはくまのプーさんみたいで可愛いのに、時折ドキッとするようなかっこよさを見せてくれるんですよ…
来週あたり「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」続編のPRで日本に初めていらっしゃるそうです!!
会ってみたいけどプレミア当たらないわ…
ちょっと話がそれましたが…
「マグニフィセント・セブン」は基本的なあらすじは、もちろん「七人の侍」と同じ。
違うかな…と思ったのは、悪党に夫を殺された若き未亡人・カレンが、かなり活躍していたこと。
これは今の時代に合わせてかな…と思いました。
(「七人の侍」は女性が自ら戦いに行くようなシーンはなかったような)
とにかく全編通してかっこいい男たちを拝みたい人におすすめです
以上、1月分の「これ観たい!」でした