夏ドラマが続々終わりを迎え、秋ドラマの番宣がそろそろ始まるというのに
今さら春ドラマの感想です。笑
なんか中途半端に感想記事書いてましたし…簡単にまとめたいと思います。
まずは「アルジャーノンに花束を」
1話~5、6話くらいまでは良かったんですが、最終回に向けてどんどん迷走気味になってしまって残念でした。
ヒロインのキャラの立ち位置がふらふらしていたし(手術前の咲人に戻って欲しいのか、天才のままでいてほしいのかが途中で変わったような?)
オリジナルの女性キャラを投入したものの特に魅力のある人物には思えなかったし、
最終的にヒロインが咲人の面倒を見るのではなく友達2人が仕事を辞めてまで咲人に付き添うという謎展開。
全体的にSFファンタジーのような作風でしたが、それにしたってリアリティのない終わり方だったような。
それと咲人とヒロインが一緒にいるときのセリフがもうクサすぎて見てられませんでしたね…
あれが世に言う「野島ワールド」なのかなと思いましたが、いくらやまぴーと栗山さんでもありゃダメでしょう…。
とは言っても前半は本当に毎回泣けましたし、何といっても咲人(やまぴー)×柳川くん(窪田くん)×檜山くん(工藤くん)のほんわかするシーンの数々。笑
あの3人のシーンはどれもとても可愛らしくて金曜の夜の疲れが癒されました…(´∀`)
またこの3人が集まって何かに出てほしいなぁと思うくらい素敵なトリオでした☆
続きまして「天皇の料理番」。
こちらは「アルジャーノン…」とは真逆で、最初はとにかく主人公のとくぞーにイライラしっぱなしで、「日曜の夜にこんなイライラするの嫌だなー」と思いつつ我慢して観ていたら、途中からとっても面白くなりました。笑
実は最終回は個人的にあまり好きではなかったので、最後の最後にちょっとがっかりしてしまったのですが(^_^;)
全体的には本当に丁寧に作りこまれたドラマでした。セットとかも時代劇並に作りこまれていましたし。
4・5話あたりからあんなにムカつく奴だったとくぞーを、自然と応援している自分がいて、これも脚本のうまさとたけるさんの演技の素晴らしさゆえなのかなーと。
そしてこちらも脇役が素晴らしかったです。
まずは俊子役の黒木華さん。
とくぞーがどんだけヒドイことをしても健気に耐える俊子さんの姿に泣かされました。
俊子がいなければとくぞーはあの地位まで上り詰めていなかったでしょう。
そんな俊子を「演じる」というより、俊子の人生そのものを生きていたかのような黒木さん。
まだお若いのにベテラン女優のような風格の演技でした。
それにしても着物めっちゃ似合うなー!!
そして驚異の減量を遂げた兄やん・鈴木亮平さん。
先日「しゃべくり007」に出ていたたけるさんが、「さすがに頭おかしいんじゃないかと思った」と言っていましたが、この痩せっぷりは確かに間近で見ていたら心配になるレベルですよね…
海外の俳優さんは結構一気に20キロ太ったり痩せたりな人がいますが、日本の俳優さんでここまでやる人は初めて見ました。
もちろん減量だけでなく、演技も本当に素晴らしくて、途中で亡くなってしまう役ではありましたが存在感がすごかったです。
なんだかんだでどちらのドラマも楽しめました!!
夏ドラマは現在遅ればせながら「デスノート」を観ていますが、窪田くんの迫真の演技が怖すぎてちょっと観るのが滞っております。夢に出そうなんだもん…w
秋ドラマは今のところ気になるのはお坊さんなやまぴーが見られる月9くらいかなぁ…という感じです(´∀`)