るろうに剣心 伝説の最期編 | きゅーの思い出。

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「るろうに剣心 伝説の最期編」


監督:大友啓史
出演:佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、蒼井優、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也、福山雅治、他

<あらすじ>
日本征服を狙い強大な武装集団を作りあげた志々雄を討ち取るべく京都へ向かった剣心だったが、志々雄一派の圧倒的な力の前に苦戦を強いられる。やがて志々雄が甲鉄艦・煉獄で東京へと攻め入ろうとする中、このままでは志々雄を倒すことは出来ないと悟った剣心は、再会した師匠・比古清十郎に奥義の伝授を懇願するが…。


<感想>
いつも自筆の映画ノートを見ながら映画の感想記事を書いているのですが、
「伝説の最期編」の感想はなんと前代未聞の10ページ
(しかも文字が5mm四方のマスにびっしり)
「アホか…アホなのか私は…!!」と思いつつも、あれもこれも書いておきたいという一心からずらーっと書いてしまいました…。



ということでその10ページ分を泣く泣く削りまくって
私が思うこの映画の良かったところ、イマイチなとこを2、3個ずつ書いてゆきます(・∀・)

まずは良かったところ。

★アクション!!!!!!!!!!!

私は実写るろ剣に出会うまでは、いわゆる「邦画を馬鹿にする洋画ファン」だったんです。
今思うとそれで映画好きを自称していたのか…と昔の自分にがっかりするのですが。笑
(まぁ「容疑者Xの献身」とか「ステキな金縛り」とかは好きでしたけど)

とにかく邦画は全てにおいてイマイチだと思っていたんですが、
実写るろ剣を観て
「あれ…邦画もちゃんとやれば面白いじゃん!」
と思い、さらにアクションシーンに至っては
「洋画に負けてない…!」
と本当に感動しました。

「伝説の最期編」はアクション集大成という感じで
特にクライマックスの4人組VS志々雄さま
見ていて手汗びっしょり&ぐったりでした。


あと蒼紫VS剣心のシーンが個人的にとても好きで…!!


あの圧巻の対決シーンは、通常のアクション映画1本分の殺陣の「手」(振り付け)があるらしく、その数なんと400手…(°д°)ボーゼン
その「手」を考えたであろうアクション監督の谷垣さんもすごいですが、それを覚えたたけるさん、伊勢谷さんもすごい…記憶力分けてほしい…




もうあまりのすごさ&速さに
「すごい…頭おかしい…(※褒めてる)」
とつぶやきながら観てました。笑

その他にも「恵さんを助ける剣心VS警察」とか
「剣心VS宗次郎」とかどれもこれも超素晴らしいアクションばかりでした!!!


★たけるさん


1作目の感想にも書いてますが、正直たけるさんの印象ってそれまであまり無くて
(「龍馬伝」で「若いのに良い役者さんだなぁー」とは思ってたものの、以蔵がどうにもこうにも好きになれなかったので、そのまま記憶からフェードアウト…w)
(あとキム△クの脳科学のドラマで記憶障害の青年の役も見たし、戦争ドラマも観て「うまいなー!」って思ってたけどそれっきりでしたね…)

私の中では
「ふにゃんふにゃんしてる人」(おそらくガムの宣伝が原因w)
「某アイドルとなんか色々あった人」(伝説のお姫様抱っこスキャンダル)
「私の友達の高校の先輩」(学年は4つ違うから会ったことはないけど、担任の先生が一緒だったそうです)

まぁ3つ目は置いておくとして、どちらかというと負のイメージが強かったんですよねー。

それがまぁこんな良く出来る子だったとは…!!!!!笑

アクションはもう言うまでもないでしょう。マンガやアニメで表される剣心の剣術やスピードを、しっかり体現できていたと思います。

師匠との訓練のシーンでは、あろうことかましゃがたけるさんの大きな目に刀の鞘をクリーンヒットさせてしまい、白目部分が真っ赤になったとか…
(写真集に載ってましたが、見てるこっちが涙目になるくらい痛そうでした…)

クランクアップして(だったかな?)シャワー浴びようとしたら、
あまりの疲れからか、それとも精神的にほっとしたのかそのまま気絶(!!!)したとか…


↑この後だったのかな…


とにかく文字通り身体を張って剣心役に挑む姿がとてもかっこよかったですし、どんなに無謀なアクションにも妥協せず自ら取り組むのはなかなかできないことだよなぁと思います。
(一歩間違えばとんでもないケガにつながるような役を容認した事務所もすごいけど)

こんなに素晴らしい役者さんが日本にもいたのかと、それまで海外の俳優にばかり目を向けていた私に「日本国内の俳優さんも見てみようかな」と思わせてくれました。


優男役も良いけれど悪役演じてくれるのを待ってるよ…!!笑


★その他キャスティング

映画を観てから原作マンガを全てそろえて読んだのですが、映画のキャスティングは結構うまかったんだなーと思いました。

宗次郎に神木くんを充てた人とかすごい…イメージ通りすぎる…



まぁ彼の場合は元から宗次郎大好きで、「続編があるなら自分が!!!」と思っていたみたいですしね(・∀・)

それと現在朝ドラで活躍中の土屋太鳳ちゃん。



とっても可愛くて妹にしたいくらいです…!!アクションもできるとか素敵…!!


藤原竜也さんの志々雄さまは言わずもがな。
映画「Death Note」の夜神月以降「クズ役しかこなくなった…」(by本人w)というのも納得の演技&ハマりっぷりでした。




そうそう、登場後30秒で死んじゃう清里役(しかも回想シーンのみの登場)の窪田くんも今となっては貴重ですねー


以下、もうちょっと頑張ってほしかったところ…

★師匠のシーン長くない?????????

「彼」を師匠にしてしまった以上、色々大人の事情もあるのでしょうが、どう考えても師匠のシーン長くなかったですかね…??一緒に見てた友達が爆睡してました…w

あと恐らくこのシーンが長かったがゆえに、宗次郎の出番が大幅に少なくなっていたような。VS剣心で負けた後に彼がどうなったのかまでやってほしかったです。


★みんな超人すぎw

「京都大火編」の感想でも書きましたが、みんな不死身すぎてさすがに笑いましたw
特にラストの剣心おかしいでしょ…由美さんは串刺しにされて即死なのに剣心は口から血を吐いた程度でその後志々雄と戦ってるし…

志々雄が焼かれるのもそうですが、マンガではありえることでも実写にしてしまうとちょっといきすぎな描写が多かったかな…


…ということで以上長々と失礼しましたー。