「ケープタウン」
監督:ジェローム・サル
出演:オーランド・ブルーム、フォレスト・ウィテカー、コンラッド・ケンプ、ジョエル・カイエンベ、他
<あらすじ>
ある日、南アフリカのケープタウンで、引退したラグビー選手の娘が殺害されるという事件が発生。2人の刑事ブライアンとアリが捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、ここのところ頻発している子供失踪事件の現場に残されていたものと同じで…。
<感想>
同じ日に観た他の2作品が良くも悪くもあんまりにも「濃い」作品だったので(ちなみに「ルパン三世」と「LUCY」)、正直「あーそういえば観たなぁ」程度の印象しか残っておりません。内容としては一番濃かったんですが…。
オーランド・ブルーム7年ぶりの来日というニュースがきっかけで観ようと思っただけだったので、意外と重たい作品で少々気が滅入ってしまいました(´・_・`)
南アフリカのケープタウンという街に潜む闇を、オーランド・ブルーム演じる自堕落な刑事ブライアンと、生真面目だけれど心に深い傷を抱えている現地の刑事アリが追う物語です。
R15指定なだけあって観ていて痛々しい描写がいくつもあり、グロテスクなシーンもありで、ある意味画面に釘付けになってしまったのですが、さすがに途中からはちょっと慣れてしまって眠気に襲われてしまいました(´-ω-`)
事件の核心に迫るにつれてどんどん不幸なことばかり起こって、最終的にはかなり救われないラストになっていたのもなんだかなぁ。終わったあとにモヤっと感がかなり残ります。
オーランドは特にファンってわけではないのですが、やさぐれ刑事が似合っていたのでこういうワイルド路線もありだなぁーとぼんやり思いましたw