「ノア 約束の舟」
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン、他
<あらすじ>
夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア。それは神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやってくると悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な箱舟を造る。さらに、生命を絶やさぬようにと、この世のすべての種類の動物を次々と箱舟に乗せていく。だが、ノア一家の前に不安に駆られて箱舟を奪おうとする者たちが立ちはだかる。
<あらすじ>
「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が聖書の超有名な話の実写化に挑んだ映画。
大変興味深い内容ではありましたが、洪水うんぬんの話は意外と途中であっさり終了。人間がこの世に生き残るべきか否かをめぐるノアと彼の家族の葛藤の話の方が長くて、後半は「私何見に来たんだっけ…」って若干なりました(゚д゚)
主人公のノアにあんまり共感を覚えられなかったのがちょっとなぁ…
確かにノアのおかげで様々な生命が助かったし、人類の未来をつないでいく重要な架け橋となったわけですが、どちらかというと彼に振り回される家族に同情しちゃいました…特にエマ・ワトソン演じるエラは、ストレス過多で死んでもおかしくないレベルでかわいそうでした(´・ω・`)
ちなみにこのエラというキャラクターは原作(つまり聖書)には登場していないので、本国アメリカではなかなか賛否両論だったそうですが、ノアに対して「神から与えられた使命を全うするか」、「家族をはじめとする人類の未来を選ぶか」という重要な選択肢を分かりやすく提示する役柄だったので、個人的にはアリです。
それにしてもエマちゃん、こんなに美人に成長しちゃって…「ハリポタ」1作目から彼女を観ているので気分は親戚のおばちゃんです。実は同い年なんですけどねーw同じ人間とは思えないよー(゚∀゚)