『魔法使いと副店長』読了 | 秋空の読書ブログ

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今日は祝日でした♪

 

少しずつ暖かくなって

春の訪れを感じます🌸

 

 

今日はこちらの本を読みました。

 

『魔法使いと副店長』

越谷オサム ・著

 

気になるタイトルですよね笑

越谷さんの本は初読みです。

 

 

クローバーあらすじクローバー

 

単身赴任中の四十路の大手スーパーマーケット副店長の

元に押しかけてきた「魔法少女の類」と「鵺」。

 

叩き出すわけにもいかず、渋々同居する羽目に……。

栄転間近だったはずが……。


青春小説が好評な日本ファンタジーノベル大賞出身作家が描く、

ファンタジーでもライトノベルでも無い、ねじくれ家族小説。

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

神奈川県藤沢市にあるスーパーの副店長・藤沢太郎と

突然現れた魔法使いの見習い・アリス、

相棒の小動物・まるるんの話。

 

ファンタジー全開な設定なので

最初は独特な世界観に少し入りづらい感じは

ありますが、

読み進めていくとだんだん引き込まれていきます。

 

 

落ちこぼれの魔法使い・アリスの

純粋無垢な行動に影響されて、

藤沢自身も少しずつ変わっていきます。

 

スーパーで時間を潰す少年・れいぶ、

1階の水嶋さん、刑事の奥村の苦い過去が

アリスや藤沢によって救われていく…

 

最後は涙が止まりませんでしたえーん

 

これが現実であってくれたなら…

そう思わずにいられません。

 

 

アリスが魔法使いとして成長していく様子は

「魔女の宅急便」を彷彿させます🧹

 

単行本で400ページ強と厚いですが

さらっと読める一冊です。